新年度にあたっての「はなむけ」

 新年度がスタートしました。就職して社会人になった人、島根を離れ進学した人、就職活動中の人など、皆さんそれぞれのスタートだと思います。
「面白き こともなき世を 面白く 棲みなすものは 心なりけり」
高杉晋作の歌です。かれこれ30年前から自らに言い聞かせ、人にも話してきました。平成18年から4年間、県の教育長であった時にも教師の皆さんにこの話をしました。
それに加えて、◆峇鏡を磨けば 人生が楽しくなる 知性を高めれば人生が豊かになる」 「社会人基礎力とは、社会人としての良好なふるまいでもある」 ぁ屬佞襪泙じ上県民運動を進めよう」なども提唱してきました。
(「ふるまい」とは礼儀・作法・挨拶、コミュニケーション能力、モラル・ルール、道徳・倫理観、思いやり、生活動作、生活行動などの総称です)

 皆さんは小学、中学、高校の課程のどこかで18年〜22年を過ごしていたはずです。その中で、あるいは直接講演などで話を聞いてくれた人があるかもしれません。(島根中央や大東、平田高校、中学では木次、江津一中、旭中などです)
 教員研修での講義でもしゃべってきたから、教師の皆さんのうち、共鳴してくれた方は、ホーム・ルームなどで紹介してくれたかもしれません。
 「面白き、、、」と「感性、知性」のフレーズは似ていますが、この3つが充実した人生送るに当たっては、キーワードだと思います。
 大東高校は私の母校です。そこでの講義では、「悔やんで物事が好転するならば、悔やんで、悔やんで、一生懸命に悔やめばいい。しかし、いくら悔やんでもそれが解決の役には立たない。それならば、悔やむよりも気持ちを切り替えて、“面白きこともなき世を面白く、棲みなすものは、心なりけり”と思って生きた方がいい」と言いました。私事ですが、左足に障害があって4年間杖歩行しました。その経験からの人生観です(先日人工股関節にして経過は良好です)。
 あなたの人生は、生命の神秘で誕生しました。宇宙この世に生を受けた「かけがいのない生命」です。皆さんのこれから、あるいは現在が必ずしも楽しいことばかりではないかもしれません。そんな時にもこの言葉を頭によぎらせて感性豊かな生活を送られることを祈っています。

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