でんどう

地域振興に関わる様々な方の意見、主張を掲載していきます。

情報誌「いわみぷらっと」100号を記念して

 100号を記念して、あらためて「いわみぷらっと」に込められた意味・思いを再確認してみたい。

 第1号から引用する。「プラットホームのプラットで、地域活性化、新しい産業おこしに意欲のある人 が出入りする場所を表し、“ぷらっと”寄りやすい、気軽な場所とすることとのかけ言葉だ」「各入居 事務所が連携して起業、産業振興や経営、求職などの相談支援を行う。(略)県の各行政機関も全面的 に関わり、大学を含めた“産、学、官、民”で地域振興を図っていきたい」この初志について少し述 べてみる。

 平成14年、浜田総務事務所長の任について思ったことは、「石見は島根県の諸課題が全ての分野に おいて凝縮されて典型的に存在する」ということであった。過疎、少子高齢化、産業振興、道路整備 などなどである。それまでも、足繁く石見に通い石見通を自認し、厳しい現実は承知しているつもり であったが、「居住者」となってよりシャープに、緊迫感を伴ってその課題を認識した。

 悲観とあきらめからは何も生まれない。元気を出そう!先ずは人と人が集う機会を作ろうと、県合庁での月1回の勉強会を始めた。「そったく塾」である。また、所長宿舎をネットワークの夜の寄り合い場所として開放した。(隣からうるさいとどなられたのも2~3回あった)

 人と人が出会うことは情報が出会うこと。人、情報が出会えば何かきっと“ゆらぎ”が起こる。それが新しい動きが生まれる機会となるはずだ。

 昼夜問わず「産、学、官、民」が集える場所、加えて、商工会連合会、定住財団、産業振興財団などが一緒に入れる施設があればいいと物色を始めた。ちょうど閉店したスーパーマーケットの再開が課題であった。気軽に立ち寄れる駐車場が確保できる施設の設置と、人の集まるスーパーの再開が一挙に解決すればとの検討をした。ビルのオーナーは、事務所スペースが埋まることで、商業スペースを再開し、ビルの管理運営が可能となる目途が立った。遊休社会資源の活用ともなり、買い物のできる店舗の選択肢をふやすこともできた。

 あれから8年。凝縮された課題は依然として残されている。それぞれの組織のメンバーは変わった。今一度、現在の関係者や私が、設置の趣旨と「今日的ないわみぷらっとの使命」について“一歩前へ!”の智恵を出せたらと願う。(私は前述の如く「人が出会う機会づくり」しか知恵は浮かばない。できたらアルコールを取り入れた…)

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