でんどう

地域振興に関わる様々な方の意見、主張を掲載していきます。

そつに応えて(そつは口へんに卒)

 4月に採用した2人の職員が6カ月の試用期間を終えレポートを提出した。2人ともこの6カ月で経験したことを中心に「自信と不安の交錯」から、かなり「自信」の方へ精神のありようの重心が移行し、今後のやる気を感じさせる内容だ。もっとも2人はこれまで勤務経験のある“新規採用”なので、通常の新規学卒者ではなく即戦力としての期待と負荷を背負ってのスタートである。

 彼らのレポートからは、あらためて定住財団の業務についての広がりと奥行きを感じる。無料職業紹介、産業体験支援、就職ガイダンス、キャリア・アドバイス。そのいずれもが、サービス対象となる当事者にとっては、その後の人生を決める契機となる。このことは常に認識しておくべきこと、日常の慣れの中でも失ってはならない緊張感だと再認識した。

 私は直接そうした対人業務を行っているわけではないが、私が緊張感を失えば組織全体から失われることになろう。

 Iターンした人の島根を選択した理由を聞けば、「何処にするかは決めていなかったが、親切に対応や説明をしてもらった。体験視察の時の地域の人がよかった。誠実な県民性を感じた」などの意見が大半だ。こうした点が全国で最も早くから定住対策に取り組み、今も評価の高い島根の取り組みの強みである。

 他県では、「市町村が主体、県はそれを支援」という枠組みが多い中にあって、「県が定住財団を設置し、市町村と連携して直接事業を手掛ける」、いわば「島根方式」の利点である。その理念は現場主義。現場の目線。県、市町村、財団は共同作業のパートナー。

 この戦列にまた頼もしい若い戦力が加わった。

 きっと「初心忘るべからず」で県民の負託に応えてくれると思う。

 島根へのUIターンを考える方、地域は決めていないが地方定住を考えている方は、どうか気軽にふるさと島根定住財団にコンタクトをとって欲しい。勿論私にでもけっこうだ。

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