でんどう

地域振興に関わる様々な方の意見、主張を掲載していきます。

出産の現場

 これはショッキングな情況です。
以前、幼稚園の園長との意見交換で、
「こどもたちの描く絵が変わってきた。顔のない人の絵を描く」や、
小学校の校長会からは
「田舎のこどもたちのほうがむしろ学校から帰ったら友達が遠く、一人なのでゲームの時間が多い」、
「農家の子でも家では手伝いをしないから、たんぼに入るのは学校の実習田だけ」、
「布団を敷いたりあげたりをするのが小5,6年の自然体験で初めて」
などのショックも上まわる。

 国も全国知事会も、少子化対策非常事態宣言を出すなどで、少子化対策に力を入れていく方針を出したが、計量経済学をベースとした発想ではなく、現場で望まれている対策を本腰を入れてやって欲しいものだ。

出産を取り巻く現状は・・・
2014.01.21 Tue 島根県議会議員 三島さんのブログからの転載です。

・院内助産をしたいと思っている人も多いが助産師が少なくてできない。特に西部では難しい。
・松江の産婦人科医院は厳しい。1ヶ所は娘さんが後を継ぐが、後は全部50代半ば以上で後継者がいない。
10年たつと出産を扱う産婦人科医院はほとんどなくなるのではないかと危惧している。

・すんなり安産で生まれるというのはすごく少なくなり、異常分娩が増えている。体が変わってきてしまっているように思う。
でも、当人たちはお産が重くなるなんて考えてもいない。
・回旋異常がとても多い。妊婦さん全員の骨盤の写真を撮るが昔のような横に広がった女性型と言われる骨盤は一人もいない。
男性型だったり、扁平型だったりする。

・極端なダイエットをすると、生理が止まり、ホルモンバランスが崩れ、子宮が委縮してしまう。
生理が戻っても、正常な働きに戻らない。
・中学校、高校の性教育の現場に行くと、痩せているか太っているか。どちらか。
痩せている母親から生まれた赤ちゃんは、成人病が多いという仮説が立てられ研究が進んでいる。低栄養からいきなり高栄養となるから。

・中高生の読む雑誌のモデルは皆痩せていて、BMI(肥満度を表す体格指数)が16くらい。普通は19~25くらい。モデルのような体形がいいと思っている。
体験に来た高校生の友人には、お弁当にお菓子を食べている子がいると。

・多くの女子に伝えられるのは高校まで。次は妊娠してからだが、妊娠してからでは体や意識を変えるのは難しい。

・昔から助産師をしている人は羊水が濁って来ているという。また、シャンプーの匂いがすることもある。経皮的に摂取したものは出にくいのでたまるかもしれない。

・結婚してある程度したら妊娠できる、いつでも子供はできると思っている。結婚年齢も上がってきているので、不妊治療も遅くなってしまう。

・食事指導はレコーディングして貰ってちゃんと食事をとろうというような指導をする。突っ込んだ話は、妊婦さんがついて来れないから、「パンよりごはん、砂糖はたくさん取らないで」くらいで深くはしない。直せそうなところをアドバイスする。
料理できない人がたくさんいる。結婚したからと言って、料理ができるようになるわけではないので、ご主人も一緒にそんな食事をしている。ご飯が作れるようにならないと食事の指導も難しい。

・自分たちとしては妊娠の時を契機に変わってもらうことくらいしかできないが、焦るのが遅いですよね。

・助産師養成の制度は、狭き門にしないほうがいいのでは?
助産師は、研修機会も多いし、意識も高い。助産院をやりたい人たちは多くいる。

・出産を取り巻く状況は本当に凄くやばい。焦るのが遅すぎる。
・周りに出産できる病院があるから助産院が開院出来るが、出産できる病院がなくなってからでは開院しようにもできない。
西は特に大変。早くしないといけない。時間がない。

・病院出産になったため、生ませてもらう意識が高くなり、どんな生活していても元気な赤ちゃんを産めると思っている。病院で何とかしてもらえると思っている。本当は自分で産まなきゃいけないのに。
・助産院で産むとなると、自分で産まなきゃいけないっていう意識が少しは高くなる。
それでも、、、自分が産むという意識に変えていかないと今後本当に大変になってくると思う。助産師も意識を変えていかないといけない。

・産婦人科医の意識を変えることも大切。助産師に任せられるかという意識の先生も多いと聞く。助産師との役割分担をするような意識改革をしないと今後は無理かも。

・島根の人って歩かないですよね。産休に入ったら歩けと言っている。
・育休を取ったら会社を辞めなきゃならなくなる現実がある。
だから、早く復帰しなきゃという意識があり、子どもと関われない現実もある。

・助産師外来、助産院の認知を上げていかないといけない。

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