有限会社くまハウスの求人情報

「綺麗にしてくれてありがとう!」の言葉が最高のご褒美。 お清掃の仕事で部屋も心もピカピカに磨こう。

ハウスクリーニング(島根県 浜田市/松江市)

島根県唯一の国際貿易港・浜田港。湾岸エリアから車でほんの数分の距離に、地域密着型ハウスクリーニング店「くまハウス」浜田店があります。島根県には他にも全国展開している大手ハウスクリーニング業者のフランチャイズ店など複数存在しますが、くまハウスは県内の浜田と松江の2拠点で営業する、まさに地域密着スタイル。

アパートを管理する不動産会社、住宅を建築する工務店などの法人のお客様から、一人暮らしの高齢者、働くお母さんなどの個人のお客様に至るまで、プロによるお掃除サービスを必要とする方はさまざま。そんなお客様のニーズにきめ細やかに対応することで、「次回も是非くまハウスにお願いしたい」という地元ファンを着実に獲得しています。

まず初めにお話を伺ったのは、代表取締役の熊谷悦子社長。くまハウス創業者である初代社長の奥様でもいらっしゃいます。

Q.創業当時のことを教えてください。

創業者である主人は、もともと電機メーカーの営業として働くサラリーマンでした。結婚当初からとにかく掃除が好きな人で。趣味が高じて、脱サラしてハウスクリーニング業を起ち上げることになった、という感じでしょうか。

創業当時、熊谷社長は子育ての真っ最中。夫の突然のジョブチェンジに大きな戸惑いを感じつつも、大好きな清掃の仕事でコツコツとお客様を増やしていくご主人に少しずつ協力するようになり、気づけば一緒になって会社を大きくしていく道を選んでいたとか。

その後少しずつスタッフが加わり、それぞれが成長して会社の中心的な役割を担うようになったころ、ご主人が諸事情により行政関連の仕事へ転職することに。平成28年から熊谷社長が代表を引き継ぐ形となりました。

今でも主人は会社経営のアドバイスをしてくれたり、スタッフをフォローしてくれたり、影で私を支えてくれています。そんな主人の想いをしっかりと引き継いで、「島根で一番のハウスクリーニング店」を目指して、スタッフと日々奮闘しています。

Q.競合他社と比較した御社の強みは?

個々のお客様のご要望をしっかりと聞き取らせていただき、それに寄り添ったサービスを提供できることです。長年この仕事をやっているとよく分かるんですけど、お客様ごとに気になるポイントも、「綺麗の基準」も違うんですよね。どういう状態になったらそのお客様が満足されるのか、をその場その場で見極めて、適切なサービスを提供しています。

清掃業といえども、やはり基本はお客様との会話の中から的確にニーズを掴むこと。このようなきめ細やかな心配りこそ、くまハウスが多くのリピーターを獲得してきた秘訣といえるでしょう。

技術的な面では、他社よりもワンランク上のクオリティにこだわっています。実は同じハウスクリーニング業者でもお掃除のレベルにはかなり差があります。弊社は表からは見えないような細かい部分まで徹底的に綺麗に、ということを実践し続けています。

例えば換気扇や排水溝など、入り組んだ細部に至るまで綺麗にするために、分解できるものは分解してとにかく隅々まで洗浄するとか。

分解せずに表面の見えるところだけを綺麗にして終わり、という業者も多いんですよ。でも私はそのレベルの掃除では許しません(笑)。個人ではなかなか行き届かない細かいところまで徹底的に綺麗にすることで、初めてプロとしての仕事が果たせると思っています。

あくまで「ハウスクリーニングのプロフェッショナル」であることにこだわりとプライドを持つ熊谷社長。その高いプロ意識は、掃除のクオリティの追求だけにとどまりません。

例えば住宅のお掃除を任せていただく場合、随分古いエアコンを使い続けているお客様もよくいらっしゃいます。経年劣化した家電製品を長く使い続けると、熱効率が極端に下がっていて、電気代がとても高いのに夏でも全然冷房が効かないとか、そういうケースも多いんですね。そういう場合はエアコンの買い替えをお勧めしたり、お客様がより快適に暮らせるようにするには何ができるか、ということまで考えて積極的にご提案するようにしています。

プロとして任されるからには、お客様に喜んでもらえる仕事を。そしてお客様に喜んでいただくためには、ただ掃除の技術だけを極めればよいというわけではないということを、日ごろからスタッフにも徹底して指導しているとのこと。

Q.どんな方に入社してもらいたいですか?

まずは仕事をきちんとする人、ですかね。掃除のプロとして仕事に向き合える人を求めています。あとは「人が好き」であること。先ほどお話したとおり、この仕事にはお客様に寄り添う気持ちが不可欠なんです。どうしたら喜んでもらえるか、ということを真剣に考えられる人になって欲しいですね。

くまハウスで活躍するために必要なものは、プロ意識とコミュニケーション力。このあたりがキーワードになってきそうです。

少し前から「成長シート」という評価制度を導入しました。未経験で入社された方でも、段階を追って自身の成長を振り返り、次の課題が明確になるようにするためのものです。例えば道具の管理の仕方、洗剤の正しい使い方など、それぞれの項目について習得レベルを5段階で評価します。3ヶ月ごとに評価を見直すので、頑張ったら頑張った分だけ評価が上がりますし、もちろん給与査定時にも考慮します。

人が成長しようとするとき、目標が明確になっていないとどこを目指して何をすべきかがわからない。走高跳でも、バーの位置が分からないと飛べないですよね、と熊谷社長。

最近増えているのは、未経験の方を半年間パート・アルバイトで雇用し、半年後の成果に応じて正社員転換するケースです。自分にこの仕事が合っているかな、と不安がある方でも、お互いにマッチングを確認しながら進めていけますので、安心してチャレンジしていただけます。

実際、見事半年間の研修を経て正社員転換を果たされた先輩スタッフさんもおられるそうです。その後も少しずつ経験を積み、着実に技術を磨いてステップアップしている最中だとか。

続いてお話を伺ったのは、くまハウス浜田店店長の田中真也さん。田中さんもまた、清掃業は完全に未経験の状態で入社され、現在入社7年目であるとか。

Q.入社のきっかけは?

もともと熊谷社長の息子さんと同級生というつながりがあったのもあって、以前勤めていた通信機器などを販売する会社の営業としてくまハウスを訪れたのがきっかけです。出入りしているうちに、よかったらここで働かないかと声をかけてもらいました。

もともと島根県浜田市出身で、一度は県外に就職したものの、その後地元にUターン転職されたという田中さん。ちょうど前職で仕事に悩んでいたころ、タイミングよく声をかけられたくまハウスへの転職を決意し、未経験から清掃業の世界へ飛び込みました。

前職では飛び込み営業もやっていたので、かなり度胸が付きました。その経験を活かして、今は営業と、現場での清掃作業と、店長としてのマネージメント業務を兼任している形です。

浜田店のスタッフは、店長の田中さん以外に、現場スタッフ3名、営業事務1名というメンバー構成。田中さんは店舗全体の運営管理をしつつ、清掃スタッフとしての現場作業もこなすため、忙しい毎日を過ごしておられます。

Q.どのようなお客様が多いですか??

法人様と個人様と両方ありますが、どちらかというと法人様の割合の方が多いですかね。例えば工務店さんが住宅の新築工事やリフォーム工事を終えたあとの引き渡し前に、工事で出た木くずやホコリを綺麗にするための清掃作業が必ず入るので、工務店の顧客様も多いです。
あと不動産屋さんも多いですね。アパートを退去されたあと、次の入居者のために部屋ごと綺麗に掃除する作業の依頼を多くいただきます。

浜田市内にもハウスクリーニングの競合他社は複数存在するそうですが、そのような中でも「次回もくまハウスさんにお願いしたい」というリピーターの法人様が多いとか。

弊社は質の高いハウスクリーニングサービスを提供するのは当たり前のこととして、それ以外のプラスαの部分を大切にしています。例えば工務店さんの場合、施主さんに建物を引き渡される直前に我々の清掃が入ることで、柱や床についた少しのキズにも気づいて知らせることができます。これが引き渡しのあとで発覚するとクレームに発展しますが、事前に知らせることで前もって対策できるので、安心してお客様に引き渡せると喜んでいただいています。

なるほど、先ほど熊谷社長も話しておられた「プロとして任されるからには、お客様に喜んでもらえる仕事を」という精神が、田中さんにも脈々と受け継がれているようです。

Q.田中さんはもともと「お掃除好き」でしたか?

いいえ、そんなことはないです。家庭では妻と2人の子どもがいますけど、掃除はほとんど妻がやりますし、自分は年末の大掃除の時に手伝うくらいですかね。その代わり、職場で得た知識と技術を総動員して、プロの掃除をやりますよ。

仕事として行う掃除と、家事としての掃除はまた別物であるようです。となると、綺麗好きということとはまた別の素質が必要になるのでしょうか?

うちではしっかりとしたプロの掃除をマスターしてもらうために、かなり細かいことまで指導しています。それはもう、家事として毎日する掃除とはレベルの違う細かさです。なので、逆に「自己流の掃除の仕方」みたいなものは持っていないほうが、すんなり現場に入れるかもしれませんね。そういう意味では、入社するときは掃除が好きじゃなくても全く問題ないと思っています。自分もそうでした。それに、掃除が好きじゃない方が早く終わらせようとして工夫するので、案外プロには向いているかもしれません。

例えば、壁や床の隅っこを拭き取る際には、クロスの上からドライバーを当てること。熊谷社長直伝の細かい掃除のポイントです。そうすることで角の拭き残しがなくなり、隅々までピカピカになるとか。

なかなか家事レベルの掃除ではやらない作業だけに、そういった細かいプロレベルの指導が入った時に素直に聞く耳をもってくれるかどうか、が大事であるといいます。

正直、僕たちでもいまだに社長から「まだ足りない、まだできてない」と注意されることがありますよ。そのくらい社長は高いレベルのサービス品質を追求しています。でもそこまで徹底してやるからこそ、お客様から信頼していただいていますし、弊社をご指名いただけていると思っています。中には掃除が終わったあとの現場を見て、思わず拍手してくださるお客様もいらっしゃって。頑張ってよかったな、とやりがいを感じられる瞬間です。

Q.休日の過ごし方は?

僕はサッカーが趣味で、地元の社会人チームに所属しています。練習に行けるときはなるべく行くようにしていますね。あと2人の子どもたちと遊んだり。上の子が今2歳なんですけど、石見神楽が大好きなので、よく家族で神楽を見に行ったりしています。

忙しいながらもオンとオフのメリハリをしっかりつけつつ、くまハウス浜田店の運営に奔走する田中さん。もうお一方、田中さんとほぼ同期で入社され、くまハウス松江店の運営を任されているスタッフの加納愛美さんにもお話を伺ってみました。

実は加納さんは現在3人目のお子さんの育児休業中ですが、この日はお子さんと一緒に特別に取材に応じてくださいました。

Q.お子さんが3人目ということは、育休も3回目なんですか?

はい、そうです。社長には入社以来本当によくしていただいていて。育休も毎回取得させていただいたおかげで、くまハウスでの仕事を継続できています。

20代の若さで3人のお子さんのお母さんであり、これまで出産後もその都度仕事復帰を果たして、仕事と家事と育児を両立してこられた加納さん。そしてそんな加納さんをしっかりとバックアップしながら、両立を支えてこられたのが熊谷社長です。

仕事中に子どもが熱を出してしまった、というときでも、社長はいつも「早く帰ってあげなさい」といってくださいます。育児に理解がある会社で働けることが、とてもありがたいと思っています。

くまハウスは働くお母さんにも優しい職場であるようです。

Q.入社のきっかけは?

高校を卒業して新卒で入社したのがくまハウスでした。私はもともと江津市出身なので、浜田店で採用していただいたのですが、その後結婚して、主人が松江の勤務が決まったもので。「それなら松江にも店を出そう」と社長がおっしゃって、くまハウス松江店がオープンすることになりました。

つまり、加納さんのために松江店ができたようなものですね。それまでの仕事ぶりと将来の可能性に期待されてのことだったのでしょう。

Q.ハウスクリーニングの仕事のやりがいとは?

例えば台所のシンクのお掃除をしてくもりが取れると、自分の心までピカピカになったように感じるんです。あと換気扇などの相当頑固な油汚れを綺麗に落とせたときは、すごくスカッとしますね。それから、掃除が終わったあとにお客様から「綺麗にしてくれてありがとう!」と言ってもらえたときが一番嬉しいです

やはり皆さん口を揃えておっしゃるのは、お客様に喜んでもらえるのが何より嬉しい、ということ。この仕事の醍醐味はそこにあるのかもしれません。

あと私もそうですが、仕事で得た知識や技術は、なんだかんだ家の掃除でも役に立ちます。汚れごとにどうしたら一番よく落ちるかが分かりますし。長女は4歳になるんですけど、家で私が掃除する姿を見ていているみたいで、この間は自宅の窓のサッシを一人で綺麗にしてくれていたことがあって、びっくりしました(笑)。

4歳のお子さんが一人でサッシを掃除するとは、なかなかの掃除好きな女の子に育っていらっしゃいますね。確かに男性にとっても女性にとっても、掃除の技術は実生活でも確実に役に立ちます。

Q.今後どのような方に入社して欲しいですか?

やはりお客様とのコミュニケーションも大事なので、明るい人に入って欲しいですね。掃除はそんなに好きじゃないかも、という方でも大丈夫なので。最初のうちは覚えることが多くて大変だと感じるかもしれませんが、色々な現場を担当して掃除のやり方が身に付いていくと楽しいですよ。

終始明るい笑顔で取材に応じてくださった加納さん。3人目の育児が少し落ち着いたら、また職場復帰される予定です。

この日の取材の最後に、ハウスクリーニングの現場を見学させていただきました。ちょうど退居後のアパートの空室で、3名のスタッフが掃除にあたっている最中。うち1名は研修中の新人さん。先輩スタッフにひとつひとつ丁寧に教わりながら、キッチン周りの清掃に奮闘されていました。

この現場でも大活躍している洗剤が、強アルカリ水とプロ用洗浄剤を配合したオリジナル洗浄液「リ・シャイン」です。アルカリの力と環境にやさしい洗浄成分で、材質を傷めずに汚れを浮かせることができるそう。熊谷社長がご夫婦で長年かけて、汚れ落ちがよく地球にやさしい洗剤を研究し尽くした末に生み出された究極の洗剤だとか。

一見綺麗になったように見える戸棚の隅を見て、「まだまだ、隅が拭けてないよ。こうやってクロスを当てて。そうしたら隅まで拭けるから。」と熊谷社長のチェックが入ります。細かい指示のようですが、この細かさが仕上がりに大きな差を生み、この差こそが「くまハウス品質」なのです。

一歩差がつくプロの掃除の技術を身に着けて、お客様に喜んでもらえる仕事。頑張って綺麗にすることで、笑顔で感謝される誇り高い仕事を、あなたもくまハウスで一緒に始めてみませんか。

(2020年2月取材)

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