トヨタL&F広島株式会社の求人情報

物流業界のリーディングカンパニーで物流環境を守り、改善して企業の事業発展をバックアップ!

卸売業、小売業(島根県 浜田市)

社屋

浜田市のシンボル、マリン大橋や浜田港が見渡せるのどかな国道を西に進むと見えてくる、トヨタL&F広島株式会社(以下、トヨタL&F広島)浜田営業所。

社名の「L&F」は「ロジスティック(物流システム商品)&フォークリフト」を指しており、世界トップクラスのシェアを誇るトヨタの産業車両や物流システム機器のディーラーとして、地域の方に頼りにされる存在です。

私たちの生活になくてはならない物流や、様々な業種で必要とされる産業車両を扱い、企業活動を支えるトヨタL&F広島。その仕事のやりがいや面白さはどこにあるのでしょうか?普通自動車のディーラーとは一味違う、仕事の魅力を教えていただきました。

まず最初にお話を伺ったのは、経営企画部の岡本剛さん。普段はトヨタL&F広島の各支店を飛び回って仕事をしているという岡本さんに、詳しい事業内容ついてお伺いました。

Q.御社の事業内容について教えてください。

岡本さん

物流システム機器や産業車両などの販売・点検・整備などに幅広く対応し、お客様の物流環を整える事業をしています。 物流と聞くと商品の輸送や配送だけをイメージされる方も多いと思いますが、配送管理や在庫・倉庫管理も物流に含まれるんです。これらに関わる様々な商品やシステムを販売しています。

岡本さん

最近は物流業界でも人手不足が深刻な問題となっており、自動化などの相談が増えているのだそう。

岡本さん

最近は少ない人手でも業務が進められるよう、自動倉庫を導入されるお客様も増えてきました。ボタンを押したらアームが動いて商品を取りにいってくれる自動販売機がたまにありますよね?自動倉庫はそれの大きい版と思っていただくとイメージしやすいと思います。

トヨタグループは、トヨタL&Fを始め複数のグループ会社に分かれており、本来は完全に独立していますが、時代の流れとともに変化するお客様の需要に応えるため、グループ間の情報交換も盛んに行われているそう。最先端の技術を製品に取り入れられるのもトヨタL&F広島の強みです。

「トヨタ」といえば、我々が普段乗るような自動車のイメージが強いですが、産業車両製造の歴史は古いのでしょうか?

岡本さん

産業車両の生産に参入したのは今から約60年前で、業界内では後発メーカーですね。 今は産業車両と普通自動車は別々の事業所で販売していますが、参入した当初はそういう区分はなくて同じ店舗で販売していたんですよ。 トヨタは事業所が多いですからね。参入は遅かったですが、持ち前の技術力もあって国内トップシェアを取れるようになりました。トヨタL&F広島も地域シェア50%と、ナンバーワンを誇っています。

一気に業界のトップに上り詰めた技術力と販売力の素晴らしさはもちろんのこと、メンテナンスや修理の相談も多い産業車両のトップを走り続けるということは、購入後のアフターケアなどの面においても信頼されているという証。

トヨタL&F広島の地域シェア50%という驚異的な数字は、そこで働く人たちが積み上げてきた努力を表しているようでした。

産業車両

新規参入から現在まで、順風満帆に躍進を続けてきたトヨタL&F広島。今後の更なる飛躍にむけて、掲げているビジョンや課題はあるのでしょうか?

Q.今後の課題やビジョンは?

岡本さん

やはり人材を確保するという課題が大きいですね。物流業界はどんな時代でも仕事がなくなることはないので、弊社の業績は安定しています。人が増えればそれに比例して事業を拡大することができますので、共に働くメンバーを募集しているところです。 物流が滞ると人々の生活が回らなくなりますから、「物流業界を支える仕事」というのは、本当にやりがいのある仕事だと思いますよ。

「人材が増えること」=「事業拡大」と考えるトヨタL&F広島。営業、事務、自動車整備士など、各部門で様々な人材が活躍していますが、その中でも自動車整備士は資格が必要なため特に人材の確保が難しいのだそう。

トヨタL&F広島ではそのための取り組みとして、自動車整備士を養成する独自の手厚い制度を設けているとのことですが、一体どのような制度なのでしょうか?

Q.人材確保のための御社独自の制度とは?

岡本さん

自動車整備士を目指す方へ「奨学金制度」を導入しています。 弊社が定める自動車整備士養成の専門学校に入学される方が対象で、2年間の学費の約半額である125万円を無利子で貸与します。 専門学校卒業後に弊社に入社をしていただいた場合、60万円は毎月1万円ずつ5年間かけて返済していただくのですが、5年間勤めてくれたら残りの65万円の返済は免除となります。

トヨタL&F広島は産業車両を扱うため、点検・整備等を担当するエンジニアには高い技術力と専門知識が求められます。技術者を目指す人を少しでも後押ししよう!との想いから奨学金制度を導入したそう。

また、全く資格のないところからエンジニアを目指す場合、就職するよりも自動車整備系の専門学校を卒業してから働く方が、短期間で資格が取れるなどのメリットもあると岡本さんは続けます。

岡本さん

「点検・整備をするエンジニアとして働くには、国家資格である2級自動車整備士の資格が必要となります。 自動車整備系の短期大学や専門学校を卒業すれば、この資格が取得できるので、入社後に実務経験を1年積むと一人前として仕事のできる「検査員資格」を取得できます。

人材育成に並々ならぬ力を注ぐトヨタL&F広島。未来のエンジニア育成に力を入れるだけではなく、社内の人材育成制度も充実しているそう。

岡本さん

勤続年数や個人のスキルに応じた独自の教育プログラムや、トヨタL&F全国販売店合同の研修もありますから、サポート体制は充実していますよ! その他にも、トヨタ検定取得のための勉強会もありますね。このトヨタ検定試験は次々に新しい情報が加わるので、直近の試験に合格した人を講師に加えて最新情報を共有できるような工夫もしています。

Q.会社独自の資格制度があるとか?

岡本さん

そうなんです。エンジニア職と営業職、それぞれに1~3級のトヨタ独自の検定制度を設けています。これは、社員が自分自身の成長を図る指標になりますし、一人ひとりのモチベーションアップやキャリア形成のサポートにもつながっています。この社内検定は厚生労働省にも認定されているんですよ。

社員のモチベーションアップや育成への取り組みは他にもあり、優秀社員の表彰制度やトヨタL&F全国販売店サービス技能コンクールなども行っているそう。

岡本さん

豊田自動織機グループの表彰制度もあれば、トヨタL&F広島独自のものあるので、年間を通して社員の頑張りを表彰する機会はとても多いんですよ。 トヨタL&F広島の半期表彰は、商品として旅行をプレゼントしています。行先は海外の時もありますよ。頑張った社員に還元するためのものですから、なかなかゴージャスです。

充実した人材育成制度と表彰制度は社員のモチベーション向上にもつながっているそう。人を育て、会社が積極的に頑張りを評価してくれるからこそ、トヨタL&F広島は地域トップシェアを維持できるのでしょう。

岡野さん

トヨタL&F広島では、フォークリフト等の産業車両を扱うため、エンジニア職には他のディーラーとは違うスキルが求められるとのことですが、普段の仕事内容は一体どのようなものなのでしょうか?

浜田営業所でエンジニア部門の管理職として活躍している岡野功明さんに業務内容を教えていただきました。

Q.エンジニア職の仕事内容について教えてください。

岡野さん

弊社のエンジニア職はフィールドエンジニアとショップエンジニアに分かれています。フィールドエンジニアは定期的にお客様のところへ出向いて、商品を快適に使っていただくために必要な点検や修理を担当します。 ショップエンジニアは工場での点検作業や現場ではできない大型車両などの点検修理をするのが主な仕事になります。

Q.入社後の研修やステップアップは?

岡野さん

まず広島の本社工場で1年間ショップエンジニアとして働いて、フォークリフトなどの産業車両ならではの整備技術や知識を身につけます。それから各営業所に配属されて、ショップエンジニアからスタートし、将来的には一人前のフィールドエンジニアにステップアップすることを目標に業務に従事します。

研修もたくさんありますが、実務は先輩に教えてもらいながら覚えていきます。フィールドエンジニアは、お客様のところに出向き、その場で問題を解決しなくてはならないため、故障や不調の原因を突き止める経験値や判断力、それを直す技術力も必要となります。なので、まずはショップエンジニアとして3~5年かけてしっかりと知識や経験を積んでもらいます。

フィールドエンジニアとしてキャリアを積み、今では管理職という立場になった岡野さん。現在は、数値管理や部下の育成業務をメインの業務とのことですが、他のメンバーだけでは対応できない現場があれば、応援にも駆けつけるのだそう。

岡野さん

ここからは、浜田営業所のフィールドエンジニアとして活躍している角田良介さんにも加わっていただき、トヨタL&F広島の魅力についてさらに掘り下げて伺います。

角田さんは浜田市の出身で、名古屋にある整備士専門学校を卒業した後、トヨタL&F広島 浜田営業所に就職したUターン者。角田さんと岡野さんは全く違う経緯でこの仕事を選んだとのことですが、トヨタL&F広島にはどのような経緯で入社したのでしょうか?

Q.この仕事を選ばれたきっかけは?

岡野さん

私は元々トヨタのディーラーに入りたくて自動車整備士を目指していました。ですが、自動車は私の苦手な電気系の知識もたくさん必要だったので、当時は電気系の技術があまり使われていなかった産業車両の整備士になることにしました。 今では産業車両も電動化されてきて、電気系の知識が必要になってしまいましたけどね(笑)。

角田さん
角田さん

私は元々自動車整備士にあまり興味がなかったんですけど(笑)。進路を決める時にたまたま友人が自動車整備士の専門学校に行くというので、何となく一緒に学校に入っただけでした。でもやり始めると面白くて、どんどん興味が湧いてきましたね。

元々整備士としての道を目指していた岡野さんとは対照的に、漠然と整備士の道へ足を踏み入れた角田さん。いざ、働いてみると仕事がどんどん楽しくなり、めきめきと頭角を現して、一人前になるには通常3~5年かかるところを約2年半でフィールドエンジニアになったのだそう。

岡野さん

今、彼が担当しているお客様は180社以上あって、お客様からの信頼も厚いですよ。私も安心して仕事を任せています。

角田さんの働く姿勢は成長の指標とされている社内検定にもあらわれており、エンジニア職に2つある社内検定の「トヨタ産業車両サービス技能検定」と「トヨタ物流システムサービス技能検定」の1級を取得しています。

角田さん

もっと視野を広げたいので、新しい資格の勉強をしたり、全国のトヨタL&F販売店のスタッフが集まる合同研修にも積極的に参加しています。この全国から集まる研修は、トヨタL&Fグループの横のつながりもできますし、お互いの技術を共有できる場でもあるので、とても楽しいですよ。

何となく整備士の世界に入ったとは思えないほど、フィールドエンジニアという仕事を楽しんでいる角田さん。一般的な自動車整備士とは少し違うところにやりがいを感じているとのことですが、一体どのような部分にフィールドエンジニアの仕事の面白みがあるのでしょうか?

角田さん

一般的な自動車整備士は、お客様が持ってこられた自動車を工場内で整備するのが主な仕事です。弊社でいう、ショップエンジニアと同じようなスタイルです。フィールドエンジニアは、自分がお客様のところに行ってその場で起きている問題を解決しなくてはなりません。

Q.お客様のところに行くのは1人ですか?

角田さん

はい、基本的には1人です。ここが一般的な整備士との大きな違いで、基本的に1人で動くということは、スケジュール管理から見積作成、お客様へのご提案なども自分で考えて行わなければなりません。 もちろん、ご提案は営業職とも連携しますが、営業職では立ち入れない場所もありますし、エンジニアの知識や経験があるからこそできるご提案もあります。その分、責任も重大ですがやっていて楽しいですね。

仕事風景
岡野さん

それに、一般的な自動車整備は買い替えのサイクルも早いですし、修理も交換修理が多くて作業が単調になりがちだと聞きますが、フォークリストなどの産業車両は何度も修理をして長く使われる方が多いので、何十年も前の製品を修理するなんてことも普通にあります。経験したことのない修理もありますから、そういう時は無事に動いてくれるのを見るまでドキドキしますよ(笑)。

仕事風景

毎日が新しいことだらけで刺激的なフィールドエンジニアの業務。この仕事のやりがいについて伺うと、二人とも「困っているお客様の問題を解決して、直接『ありがとう』と感謝された時にやりがいを感じます」とのこと。

また、社内表彰制度で頑張りが評価される点もやりがいに繋がっており、半期表彰の旅行では、岡野さんはタイと京都、角田さんはグアムに行ったことがあると教えてくれました。

半期表彰旅行
半期表彰旅行

年齢や勤続年数に関係なく、一人ひとりの働く姿を目に見える形で評価してくれるトヨタL&F広島。社員を思いやる気持ちは福利厚生面にも表れており、休暇なども充実しているのだそう。

岡野さん

残業も少ないですし、休みもしっかりあります。私はバイクが趣味なので、リフレッシュしたい時はドライブに行きますよ。特に島根は景色が良いので走っていて気持ちがいいです。最近は浜田の弥栄(やさか)などオススメですよ。

弥栄
角田さん

私は子どもと一緒に過ごしていることが多いですね。整備士の仕事で日曜が休日なところはほとんどないので、日曜に休めるのはありがたいです。

一般的な自動車整備は、多くの人が休みとなる週末に自動車の持ち込みが増えるため、業界的に土日や祝日を定休日に設定している会社は多くありません。その点、トヨタL&F広島ではお客様が企業なので、日曜や祝日を定休日に設定できるのだそう。

Q.有給休暇も取得しやすいですか?

岡野さん

そうですね。休みに関しては会社からもしっかり取るようにと言われます、特にフィールドエンジニアは自分でスケジュールを組み立てられるので、休みの調整もしやすいですよ。それに、基本1人で動くと言ってもチーム組織なので、急な用事が入っても周りがちゃんとサポートしてくれるので問題ないですね。

トヨタL&F広島はワークライフバランスを重視する社風とのことで、女性の産休取得率は100%で、残業に関しても極力減らすように業務の効率化も進められており、今では月の平均残業時間も20時間を切っているのだとか。

ワークライフバランスを重視するのは、「第一に家族を大切にする」という社長の強い想いからきており、通常は入社後1年間広島本社で受ける研修を、小さな子供がいる社員は2か月程度に短縮し、残りの研修は地元の配属先で行うというイレギュラーな対応実績もあるそう。

風通しがよく、不安なことや困ったことがあっても相談しやすい社風だからこそ、社員の皆さんも伸びのびと働けるのかもしれません。

最後に、採用を担当している岡本さんにトヨタL&F広島が求める人材についてお伺いしました。

岡本さん

お客様と接することも多い仕事なので、明るくて自分の意思を持って行動できる方がいいですね。弊社ではしっかりと技術を身に付けていただける環境を整えていますので、これからの物流業界を支えていきたいというやる気のある方はぜひチャレンジしてください!

生産者と消費者を繋ぐ物流なくして私たちの生活は成り立ちません。そんな物流業界を高い技術力で支え、発展させるのがトヨタL&F広島の仕事です。

あなたもトヨタL&F広島の一員となって、社会インフラの発展に貢献してみませんか?

集合写真

(2021年1月取材)

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