特別養護老人ホーム みとやの郷の求人情報

笑顔と安らぎに包まれた毎日を過ごせるように。
入居者を家族のように支えてくれる、心優しい仲間を募集中です

医療、福祉(島根県 雲南市)

雲南市三刀屋町の緑豊かな山間の道を進むと、レンガ色のとんがり屋根が並ぶひと際新しい建物が見えてきます。広く、綺麗に整備された駐車場を抜けたところにあるのが、特別養護老人ホームみとやの郷(以下みとやの郷)です。平成26年4月にオープンしたばかりのこちらの施設。地域密着で地元の方に愛されるみとやの郷で職員の方の介護に対する熱い想いを伺いました。

みとやの郷は社会福祉法人萌友福祉会が運営する特別養護老人ホームです。入居者の方の意思を尊重し、その人らしく、笑顔で日常生活が送れるよう、細やかな気配りをしているこちらの施設。「従来型の特別養護老人ホームでは出せない家庭的な雰囲気」が売りとのことですが、「家庭的な雰囲気」とは一体どのようなものなのでしょうか?施設長の長谷和典さんに教えていただきました。

みとやの郷では入居者様に合った個別ケアができるよう、一人ひとりに個室があるユニット型を採用しています。個室には全室トイレと洗面台が完備されているので、自宅のように快適に過ごしていただけますよ。

そう言いながら長谷さんが見せてくれた施設の見取り図には、個室がずらりと並んでいました。個室は10部屋で1ブロックとなっており、「リビング」と書かれた小さめのホールを囲むように配置されています。そのブロックが全部で六つあり、60人の方が個室で生活できるそうです。

入居者様の気持ちや生活を大切にしていますので、食事も同じ時間に全員を食堂に集めて…というのではなく、ブロックごとに少人数で召し上がっていただいてます。食事の時間も、後から来てゆっくり1人で食べて頂いても良いですし、入居者の方の生活リズムに合うようにしていただいています。

みとやの郷に入居されている方の平均介護度は約3.8。ご自分で歩かれる方、少し介助が必要な方、車いすの方など、様々な方が共同生活を送っています。お身体の状態も生活のリズムも全く違う入居者の方一人ひとりに合わせた介護をするのは、きっと並々ならぬご苦労もあったはず。みとやの郷はどのような想いで設立され、運営されて来たのか、長谷さんに伺いました。

みとやの郷はオープンの約1年前に法人が設立されました。初代理事長は旧三刀町で最後の町長を務めた山根昊一郎さんで、現役を退いてからも地域のために力になりたいという想いから、みとやの郷の設立に至ったと聞いています。

高齢化は雲南市でも大きな課題として挙げられています。特別養護老人ホームとして60 人ほどの受け入れが可能なみとやの郷の設立は、入居待機者が減少するなど地域への貢献も大きいよう。長年行政の立場から町を見守ってきた、山根元町長の温かい想いが形となり、みとやの郷の皆さんにも引き継がれています。

そんなみとやの郷の最も大きな特徴が「ユニットケア」という介護形態です。介護主任の須山大輔さんにユニットケアについて詳しく教えていただきました。

Q.ユニットケアとはどんなものですか?

自宅に近い環境で、入居者一人ひとりの生活リズムや個性を尊重し、その人らしく暮らしていけるようサポートするのがユニットケアの考え方です。以前からあった形態ですが、最近“個人の生活を尊重しよう”という考え方に共感される方が多く、注目が高まっています。なので、施設の建物も個室があって、家のような温かみがあるところが求められています。みとやの郷はユニットケアにぴったりの施設ですよ。

Q.みとやの郷の入居者やご家族の方から、みとやの郷のユニットケアについてどんなご意見がありますか?

まず、“施設がきれいで気持ち良い”という声はよく聞きます。ご家族の方からは“自宅で使っている家具を持ち込めるのが良い”とのご意見もありました。本当の家みたいな空間を目指しているので、生活必需品でなくても、その人にとって大切でこだわりがある物なら、持ち込んでいただいて構いません。

その人が何十年と過ごしてきた生活リズムや環境を大切にするユニットケア。嫁入り道具の木のタンスやご家族のお写真を持ってくる方が多いそうですが、中にはこたつを持ち込む方もいらっしゃいます。慣れないフローリングばかりの環境で過ごすより、自宅のように畳の上にこたつを置いて、自分で編んだこたつカバーを掛けて、その人らしく過ごせるように。そうやって職員の方が協力してくれるのは、入居者の方にとっても、ご家族の方にとっても絶大な安心感があります。

ユニットケアの目的は暮らしの継続です。施設に入るのではなく、みとやの郷で暮らす。引っ越しだと思って来ていただきたいです。

優しく明るい笑顔で語る須山さんを見ていると、ユニットケアの素晴らしさもさることながら、やはり職員の皆さんの優しさや思いやりがあるからこそ、こうして入居者の方の笑顔が生まれるのだと、人の力の偉大さを改めて感じさせられるようでした。

みとやの郷は、約60名の職員の皆さんによって支えられています。職員さんの年齢層は介護士で18歳~71歳ととても幅広く、キャリアも年齢も多種多様です。長谷さんと須山さんに職場環境や教育体制について教えていただきました。

Q.どんな従業員の方が働いておられますか?

男女比でいうと女性の方が多く、男性16人、女性46人の職場です。子育て中の方は夜勤やシフトなどの勤務体制がご心配かもしれませんが、みとやの郷では働きやすい職場環境づくりのため、柔軟なシフト調整を行っています。

例えば、夜勤ができない場合は準職員という形で日勤のみのシフトにすることも可能です。お子さんが大きくなり夜勤ができるようになれば、必ず正職員にもどりますので安心して勤務していただけますよ。そのほかにも、就学前のお子さんがおられる方には時短勤務の制度もあります。

女性職員が多いみとやの郷では、働きやすい職場環境づくりは不可欠だそう。夜勤が難しい方もおられる一方で、手当が充実している夜勤に積極的に出てくれる方もいらっしゃり、皆さんで支え合ってお仕事が成り立っていると教えていただきました。続いて、須山さんには普段のシフト調整についてうかがいました。

仕事のメンバーは利用者の方が混乱しないよう、ユニットごとに6~7人の担当者が固定されていて、シフトもユニットごとに調整しています。休みの曜日は流動的ですが、事前に休み希望を出せばシフトを調整しますので、プライベートとの両立はしやすいと思います。

安心して長く働ける環境づくりに取り組んでいるみとやの郷ですが、実は職員さんの資格取得の支援にも積極的です。例えば、介護福祉士、介護支援職員などの資格取得の際に、受講料やテキスト代、旅費交通費などを無利子で貸与する制度を行っています。しかもこの制度は一定条件を満たすと返還を免除するという、とても太っ腹な規定があるそうです。

実は、この資格取得支援制度にはもう一つ大きな特徴があるんです。それは、就職前でも利用できるという点です。例えば、高校卒業後に進学して介護の資格を取りたいと考えている場合、卒業後にみとやの郷に就職するという条件で、この支援制度を使っていただけるんです。興味のある方には詳しい規定をご説明しますので、ぜひお問い合せいただきたいです。

みとやの郷では、そのほかにも採用に伴って市内に転居する場合の一時金支給など、様々な支援制度が用意されています。「職員の皆さんのステップアップが施設としての成長でもありますから!」と力強くお話ししてくださった長谷さん。みとやの郷には「介護職でステップアップしていきたい」という職員さんの夢を手助けしてくれる、優しくて心強いサポート体制が整えられています。

続いて、Uターン者の代表として須山さんに詳しいお話を伺いました。

Q.どのような経緯でUターンされましたか?

私は雲南市の出身で、進学のため広島に移り住みました。卒業後は広島の病院で介護士として働いていましたが、いつかは地元で働きたいという想いがあったので、子どもが小学校に上がるタイミングで雲南市にもどってきました。

Q.雲南市にUターンし、生活面ではどんな変化がありましたか?

通勤がものすごく快適になりましたね。都会のように車は進まないのに時間だけが過ぎていく…ということが無いので、それだけでもストレスが減ります。あとは良い意味で静かで、子育てにはぴったりだと思います。雲南市は保育園や幼稚園が十分にあるので、どこにも入園できなくて困るという話は聞かないですね。

通勤や子育ての環境など、生活がとても快適になったと笑顔で語ってくれた須山さん。都会にも公園はありますが、車で時間をかけて公園まで行っても、人が多くて伸び伸び遊べないことも少なくありません。その点田舎では、ちょっと散歩に出ればすぐに山があり、川もある。そんな環境を広島県出身の奥様もとても喜んでくださっているのだそう。

妻は市内で保育士として勤務しています。こちらの保育園は園庭がとても広いですし、自然の中で思いっきり遊んだり、秋には焼き芋をしたり、そういうのがとても良いと言っていますね。

病院や保育園、幼稚園、買い物をするための商業施設など、必要な生活基盤がしっかりありつつ自然も豊かな雲南市は、地元の方にとってはもちろん、UIターン者にとっても住みやすい街だと、須山さんの飾らない言葉で教えていただきました。

続いて、長谷さんと須山さんから入社後の研修やステップアップ、お仕事のやりがい、求職者の方へのメッセージをいただきました。

Q.未経験で入社される方も多いと思いますが、どんな研修が用意されていますか?

未経験の方は社内での研修や先輩からの指導のほか、雲南広域連合主催の初任者研修を受けることができます。毎週1日、半年間通う研修で、介護の基本知識や技術が学べます。費用は法人の方で負担しますし、業務の一環として出てもらいますから出勤扱いでお給料も出ますよ。安心して参加してください。

Q.入社後はどんな流れでキャリアを積んでいく方が多いですか?

役職でいうと、正職員→ユニットリーダー→主任という形でキャリアを積んでいっていただけますが、どちらかというと資格取得でキャリアアップするというパターンが多いですね。例えばケアマネージャーや生活相談員など、各々が目指すものに向かって、資格を取りできる仕事を広げていく…というイメージです。

みとやの郷では、入社後の研修もステップアップも、「絶対にこう」というレールを敷きません。それは優しさだけでなく、皆さんが志をもっているから初めてできること。現在介護主任を務める須山さんは、お仕事のやりがいについてこう語ります。

仕事は人のために何かすることだと思っています。でも、人のために何かを作っても、売る人の手を経てお客様の元に届くので、自分の仕事に喜んでくれている人の笑顔って、なかなか見れないじゃないですか。その点介護では、常に目の前にいる人のために仕事ができます。大変なこともありますが、ちょっと椅子を引いたり、靴を履くお手伝いをしたり、そんなささいな事でも「ありがとう」と笑顔を向けられると、なんとも言い難い嬉しさというか、やりがいを感じますね。

言葉をかみしめるように、しみじみと日々のお仕事のやりがいを語ってくれた須山さん。今後は介護主任として、より良い介護ができるようチーム力を上げていくことが目標だと教えてくれました。志があっても、一人ひとりの介護観のすり合わせができていなければ、入居者の方への接し方もバラバラになってしまいます。そうならないよう、ディベートや研修の機会を設け、チームが一丸となって仕事に向かえるよう体制を整えていくとのことでした。

まだ新しい施設なので、みとやの郷のより良い形を模索し、作っている段階です。良い意見はどんどん取り入れていきたいので、年齢や経歴は気にせず、一緒にみとやの郷を盛り上げていってくれる方に、ぜひ仲間に加わって頂きたいと思っています。

介護は人のお世話をする仕事です。なので、当たり前のことですが、優しくて思いやりがあることが一番大切だと思っています。入居者の方に元気を分けてくれるような、優しくて元気な方が来てくれると嬉しいです。

お話を伺った後は、長谷さんと須山さんに案内されて入居者の皆さんの生活スペースにお邪魔しました。玄関から伸びる全長80mの広く長い木目の廊下から一歩入ると、ユニットの共有スペース「リビング」がありました。リビングにはダイニングキッチンのように調理スペースがあり、ちょうどお茶の準備中でした。のぞかせて頂くと、一人ひとりの好みに合わせて、飲み物もお菓子も違うものが用意されていました。

「○○さんはあれが好きだけんね。」と、きめ細やかな配慮をする職員さんの姿に驚いていると、その傍らには炊飯器が。不思議に思って伺うと、お米だけは毎日各ユニットのリビングで職員の方が炊くのだと須山さんが教えてくれました。朝の台所に響くお米を研ぐ音、ごはんが炊ける香り、そういう「当たり前」が良いのだそう。

帰り際には、こたつを置いているお婆ちゃんのお部屋にも顔を出させていただきました。にこにこしながらこたつに入る姿は、とてもリラックスして満足そう。
派手ではないかもしれないけれど、入居者一人ひとりに寄り添って、優しく丁寧に生活を手助けしてくれる。みとやの郷は、心強くて温かい笑顔が輝く場所でした。

(2019年11月取材)

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