株式会社サンテクノスの求人情報

「業界未経験率99%」から国内屈指の技術者へ。 モノの中身をなんでも見通すプロに、あなたもなれる!

専門技術サービス業(島根県 松江市)

非破壊検査、という技術を知っていますか?一般の方にはあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、実はこの非破壊検査の技術は私たちの知らないところで、国内のありとあらゆる構造物や工業製品の点検に広く用いられています。つまり、私たちの生活にとってなくてはならない検査技術なのです。

松江市西嫁島に本社を構える株式会社サンテクノスは、1980年の創業以来、非破壊検査の分野における品質と技術を絶えず追及し続け、顧客からのニーズに的確に応えることで絶大な信頼を獲得し続けている企業です。

一見すると専門性が高く、有識者か経験者しか受け入れられない業界のようにも見えますが、実は入社時はほぼ全員が未経験者であるというから驚きです。そこには、未経験者をゼロから育成して一人前のプロに育て上げる仕組みと、顧客の期待に真摯に応えようとする真面目で努力家な従業員の皆さんの誠意を垣間見ることができます。

まず最初にお話を伺ったのは、常務取締役の槇原敦夫さん。サンテクノスの創業4年目に入社され、以来会社の成長と共に歩んでこられた大ベテランです。

Q.まずは非破壊検査とはどのようなものか教えてください。

非破壊検査というのは、物を壊さずに内部のきずや表面のきず、あるいは劣化の状況を調べ出す検査技術のことです。例えるなら、医療の世界では腹部エコーや心臓エコーと呼ばれる超音波検査や、レントゲン検査がありますよね。それを工業的に利用しているのが非破壊検査だと考えていただければ良いと思います。

一般的にはあまり馴染みがない“非破壊検査”という分野。だからこそ、槇原さんは企業説明会などでも、学生に分かりやすく伝える工夫をしているといいます。

「つまり我々は工業分野のお医者さんなんですよ」と説明すると、だいぶ皆さんイメージしやすいようです。身近なところでは、新幹線、航空機、発電所などの非破壊検査も我々の仕事です。

人間に医者が必要なように構造物にもドクターが必要であることは、意外と知られていないかもしれません。しかし現在、国土強靭化は国全体の喫緊の課題として強く推進されており、大規模災害発生時に備えて重要インフラの緊急点検が進められていたり、各自治体や企業も保有施設の安全性を早急に検査する必要に迫られていたりと、世の中にはいま「非破壊検査」へのニーズが溢れています。

新幹線の例でお話すると、新幹線先頭車両の「鼻」の部分があるでしょう?あの部分はアルミ合金で作られているんですが、部品同士は全て溶接で繋がれています。その溶接の品質を検査するときに、我々の非破壊検査の技術が必要になるわけですね。外からは確認できませんから。そして非破壊検査によってしっかり調べて合格した製品しか世に出さないわけですから、いわば我々の検査が「最後の砦」となっているのです。

MADE IN JAPANは世界に通用する高品質の証となっていますが、このあたりにもその秘訣がありそうです。もちろん製品出荷前検査だけでなく、長い走行距離を走ったあとの新幹線の経年劣化を点検する場合にも、非破壊検査が行われています。物を壊すことなく中身を調べることのできる技術が、私たちの知らないうちに、身の回りのあちらこちらで大いに活用されているのです。

しかしそれだけ多くのニーズがあれば、仕事の数には事欠かないのではないでしょうか?

正直、いま首都圏には非破壊検査の仕事が溢れていますよ。ここ数年は首都圏直下型地震に対する不安がどんどん拡大していますから、東京都は特に国土強靭化に力を入れています。でも同時に検査基準も非常に厳しくなっているので、非破壊検査の会社であればどこでもすぐに仕事が取れる、というほど簡単な話ではないんです。

非破壊検査を行う企業の数は、2019年現在で全国に160社ほど(一般社団法人日本非破壊検査工業会の正会員数による)。その中でもサンテクノスは、審査基準が特に厳しいことで知られる東京都の認証を取得するなど、業界内でも屈指の高いレベルで品質保証を行っています。

発注先の審査の基準は、もちろん保有する資格の種類や数も問われますし、検査の透明性や倫理観まで必要とされます。我々は品質保証を行う会社ですので、倫理観というのが非常に重要な要素でして、例えば内部の人間が虚偽の検査結果を報告するとか、そういうことは絶対あってはならないわけです。なので、そのあたりの教育まできちんと行われているかどうか、まで厳しくチェックされます。

確かに、品質保証を行うからには、信頼のおける企業、信用できる技術者でなければ保証の根幹が揺らいでしまいます。そういった意味でも、きちんとした会社、きちんとした技術者、ということを客観的に証明することが必要で、その信用を決して落としてはならないという使命もあります。サンテクノスが長年かけて積み上げてきた信頼、というものの価値の大きさを感じさせられます。

当社に入社した社員には必ず話すんですが、この会社で言うところの技術力の高さとは、つまり引き出しの多さ、だと。引き出しを増やすには、やはり経験が必要です。引き出しが増えると、様々な状況下で仮説が立てやすくなったり、営業の場面でもお客様に提案しやすくなったりしますから。そして、サンテクノスという会社名ではなく、個人名で指名されるようになりなさい、といつも話しています。

社名ではなく個人名で、というのは、非破壊検査のプロとしてお客様の要望を掴み、それに対する的確な調査や提案を行うことができるようになれば、「〇〇さん、次もあなたが来てくださいね」と指名されるようになる、という意味だそう。
槇原さんご自身も元々技術者で、幾度もこの「指名」を受けてこられたとか。

やっぱり技術者にとって、指名で仕事がもらえるのが一番の醍醐味じゃないですかね。皆さんにも入社後はそこを目指して頑張って欲しいです。ただね、私も数えきれないほどたくさん失敗してきましたよ。失敗することで得られる経験値ってのはものすごく大きい。だからとにかく若いうちはいっぱい挑戦して、いっぱい失敗したらいい、ということもいつも若い人たちに話すんですよ。

ご自身の若かりし頃の失敗経験を思い起こしつつ、失敗を怖がらずにどんどんやってくれ!いくらでもフォローするから!と笑顔で語る槇原さん。
ところで、今でこそ非破壊検査の業界内でも国内有数の企業となったサンテクノスですが、どのような成長のプロセスをたどってこられたのでしょう?

弊社はもともと現社長の秦が、昭和55年に一人で立ち上げた会社です。秦は島根県簸川郡大社町(現:出雲市大社町)の出身でして、当時横浜の非破壊検査の会社に勤めていましたが、いわゆるUターンで島根に帰郷して創業しました。創業当時は島根での仕事なんてなかなか取れずに随分苦労したそうです。私が入社したのは創業から4年目のときで、私がちょうど4番目の社員でした。

槇原さん入社後も社長と共にコツコツ営業活動を続け、やがてひとつの転機が訪れます。昭和63年、地元発電所の工事を請け負っている大手電機メーカーとの直接取引が成立しました。そこに至るまでに続けた営業活動は、なんと足掛け8年にも及んだとか。発電所という巨大インフラに関わる大きな仕事を掴んだことをきっかけに、サンテクノスは徐々にその知名度を伸ばし、お客様の数を増やしていくことに成功します。

非破壊検査は経験がものをいう世界ですので、なかなか一朝一夕にスキルが身に付くものではありません。経験値を積み重ねることで眼力が付く。そういう意味では、まさしく医者と同じなんですよね。名医と呼ばれる医者ほど、パッと見ただけで症状を言い当てたりしますでしょ。我々の業界で眼力を養ってベテランと呼ばれるには、最低10年はかかりますかね。

ベテランになるまで最低10年。これから非破壊検査の業界の門を叩いてみようとする方は、この年数をどのように捉えるでしょうか。それだけコツコツとキャリアを積み重ねることが必要な業種だからこそ、技術を習得していくことで着実に技術者本人の市場価値が向上していく、そう捉えることもできるでしょう。

Q.入社前に学んでおくべき専門分野や、取得しておくべき資格などありますか?

いやいや、うちは入社時の業界未経験率99%ですよ(笑)。日本の大学で非破壊検査を学べるところはほとんどないです。ですから専門的なことは基本的に入社してから習得するものと思っていただいて結構です。高卒程度の基礎学力があれば、文系理系も問いません。敢えて求める資質があるとすれば、コミュニケーション能力ですかね。お客様の要望を汲み取ったり、分かりやすく説明するスキルは必要になります。あとはやる気があって、元気な挨拶ができればOKですよ!

意外にも、サンテクノスでプロの非破壊検査の技術者になるための入り口は広く開放されているようです。国内屈指の技術力を誇る企業の技術者に、これを読んでいるあなたもなれるかもしれません。

ただ入社後、勉強は必要です。我々の業界では資格の取得が非常に重要なポイントで、社内にどの資格を何人が持っているか、によって受ける仕事の範囲やレベルが変わってきますので。資格を持つことで、アシスタントではなく主担当として業務を行えるようになります。

入社する前の学歴や経歴より、入社後に積極的に学ぶ姿勢や意欲が重視されるとのこと。実際、入社後必要な資格を取得していくペースには個人差があり、早く資格を取得すればするほど、先輩に頼らず独り立ちできる日が来るのも早いといいます。

ここで、約1年半前にサンテクノスへ入社し、最近難易度の高い国家資格を取得したばかりという春日雅裕さんにもお話を伺いました。
春日さんは島根県出雲市出身の28歳。大学生・大学院生時代を広島で過ごしたのち、卒業を間近に控えたころ親御さんの希望もあって、Uターン就職という形を選択したそう。新卒入社よりもわずかに遅れて8月にサンテクノスへ入社されました。

Q.入社のきっかけは?

私は普通にハローワーク経由で応募したんですが、特に「未経験者歓迎」という職場を中心に職探しをしていたところ、サンテクノスが目に留まりました。そこで会社の説明を聞いて、非破壊検査という分野に興味が湧いたのと、その時に色々と話をしてくださった槇原常務の人柄に惹かれて、入社を決めました。

大学では理学部で化学や生物学を専攻していたという春日さん。もともと研究することは好きだったそうですが、非破壊検査という道に足を踏み入れて、入社前に抱いていたイメージとはガラリと印象が変わったとか。

「私が非破壊検査に持っていたイメージとしては、「検査して、検査結果をまとめて出して終わり」と思っていたのが、実際の業務では「原因をより深く追究するところまで求められる」ということに驚きました。原因を追究することで、お客様の本当に知りたいことが分かったり、お客様の課題解決に貢献出来たりするんです。

ただそのレベルに達しているのは、当社の中でもかなりのベテラン社員だけですね。自分も早くそうなれるよう、コツコツ経験を積んで、資格もどんどん取得していきたいです。

Q.最近難しい資格を取得されたと聞きましたが?

はい、「放射線取扱主任者2種」という資格をこの間取りました。まだその上に「放射線取扱主任者1種」という資格があるので、そちらも今後取れるように勉強していきたいです。

「放射線取扱主任者2種」は国家資格で、春日さんが受験した回の合格率はわずか14.9%の難関です。この資格取得のために春日さんは、試験日の3ヶ月ほど前から毎日最低1時間の試験勉強を自分に課し、業務時間外でコツコツと学習を重ねたそう。

会社がよりハイレベルな非破壊検査業務を受託するために、また個々の社員がアシスタントとしてではなく、主担当として現場を仕切れるようになるためにも、資格取得は必要なこととされています。サンテクノスでは、これらの資格取得に必要な研修費用等は原則として全額会社負担となっています。

Q.どのような社風ですか?

分からないことがあっても質問しやすい先輩方ばかりですし、同僚同士も自分の手が空いたら「何か手伝おうか?」と声を掛け合ったりして、お互いにフォローし合える良い関係で仕事させてもらっています。

最初はほとんどの方が未経験でスタートするからこそ、業務上で分からないことが発生したときに質問しやすい雰囲気というのは重要です。また、多くの現場は複数名のチームで検査を実施するので、チームワークも大切です。
サンテクノスではお互いを気遣いながら、共に協力し合って業務を進めていく社内風土があると春日さんは語ります。

Q.休日の過ごし方は?

私は自転車が趣味でして、休みの日にはよく近くの斐伊川土手沿いの道を自転車で走ったりしています。あとは読書も好きなので、一日中図書館にこもって本を読みふけることもあります。この仕事では幅広い知識が必要な場面も多いので、図書館で調べ物をすることもよくあります。

身体を動かすことと、静かにじっくりと何かに没頭すること。相反する2つの要素があることが、春日さんにとって心地よい過ごし方であるようです。お仕事もまた、現場での検査業務では身体を動かし、持ち帰ったデータを精査する業務では黙々と作業するという、静と動の両方の要素を併せ持つため、春日さんにぴったりと合っているのかもしれません。

最後に、今こちらの記事を読まれている求職中の方にメッセージをお願いします。

非破壊検査の業界は、みんな最初は未経験から始めます。それだけに、入社してから一人前になるまでのサポートは非常に手厚い会社です。自分のやる気次第でどんどんスキルアップしていける環境がありますので、興味を持たれた方はぜひチャレンジしてみてください。一緒に頑張りましょう!

最近はUターンIターンで入社した社員もかなり増えてきています。観光で島根に来たのがきっかけで島根に移住したという人もいます。
職歴も実に様々でして、元ホテルのフロント係、元バーテンダー、元自動車修理工など、様々な職歴を持つ方に入社いただいて、今立派に活躍してもらっています。

弊社の仕事は、実は女性でも男性と分け隔てなく活躍できる職場でもあります。ただ、イメージが先行してなのか、いまだに技術職では男性社員が圧倒的に多いので、男性の職場と思われているかもしれません。実際は、特に重い荷物を運ぶ必要のある場面などもほとんどないですし、女性も男性と同じように資格を取っていくことでキャリアアップできます。

この仕事の面白さは、自分の経験に基づく仮説と直感に従って、見つけることがとても難しい内部のきずを見つけたときの達成感を味わえたり、お客様からの信頼を得て、自分を指名してもらえる喜びを感じられたり、といったところにあります。男女問わず仕事にやりがいを求める方にぴったりの職種なので、今後はぜひ女性の皆さんにも積極的に応募していただきたいですね。

全く知らない世界へ飛び込むというのは、誰にとっても勇気のいることでしょう。しかしこうして「非破壊検査」という仕事についてお話を聞いていくにつれ、実は日々身近なところで活用されている技術であり、日本の未来を守るためにも必要な技術であることが良く分かります。

会社に、地域に、そして日本に必要とされる技術者に、未経験からチャレンジすることが可能なサンテクノス。興味が湧いた方はぜひ、槇原さん、春日さんに会いに行ってみませんか。

(2019年12月取材)

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