定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
就活真っ最中の学生さん いまだにやりたいことがみつからないからエントリーシートが書けない、
好きなこと=仕事ではないことは分かっていても・・・
就活という体験を通して初めて向き合う「やりたいこと」の深堀り
年齢を重ねた私からすると「可能性だらけで羨ましい やりたいことを今、固めなくてもいいのでは」と思ってしまいます。
でも、本人にしてみたらモヤモヤから抜け出せず焦る気持ちに埋め尽くされてしまう。
毎年、同じように悩む学生さんはいます。結果「遠回りして悩んだ就活だったけど、内定もらった企業にたどり着くまでの過程でした。就活にかけた時間は無駄ではなく、自分への投資です」と・・・
この時期、学生さんのビフォーアフター(成長)を感じることが何より嬉しいし、私のやりがいにも繋がっています。
因みに私の“やりたいこと”は、コロコロ変わります。今はアリ学者が書いた「アリの放浪記」を読んでいます。驚きの連続でアリを見る目が変わりました。好奇心とワクワク感は常に持ち続けたいと思います。
(しま子)
浜田市の畳ヶ浦に散歩に行くと先客が。
しゃがみ込みドライバーを片手に何かを獲っているおばあさま。
気になって声をかけてみると、
「ボベ貝さ知らんね、岩にくっついていて腰も痛くなるし大変だけど、このあたりの人は獲るのも慣れっこ。美味しい。」
ボベ貝は弾力があり噛むほど旨味あふれる貝だそうです。
この綺麗な水で育った貝は絶対美味しい!などと考えながら、ボベ貝を食べたことがない私は興味津々。隣で獲り方を見せてもらい、ボベ飯と呼ばれる島根の郷土料理のレシピも教えてもらいました🍴
素敵な出会いに朝から心が満たされました✨
しかしその翌日、スーパーに行っても鮮魚店に行っても直売所に行ってもボベ貝が見つからないのです!!!
噂によると、ボベ貝は旬の夏場以外は貰うことが多く、買うことはほとんどないのだとか・・・
残念と思いつつも、夏場までわくわくが伸びました!
(ちゃむ)
こんにちは。4月から定住財団でお世話になっている新人です。
先日、初めて産業体験の受入先の農家さんを訪ねる機会がありました。
そこは、実は数年前に産業体験をきっかけに島根に移住・就農された方の農園。
現在はその方自身が「今度は受け入れる側」として、また新たな産業体験者を迎えているとのこと。
なんというか…“いい循環”が生まれているなぁと、しみじみ思いました。
人が人を呼び、経験が次の誰かの一歩になる。島根のような地域だからこそ、こうした顔が見える流れが続いていくのかもしれません。
そしてその週末。
母がやっている飲食店の手伝いで、朝市に参加することに。
日曜の早朝に出かけるのはちょっと眠かったですが、思いがけず素敵な出会いがありました。
お隣のブースにいたのが、なんと漁業分野での産業体験の受け入れをされている方!
話が弾み、気がついたらサザエとサバの塩辛を購入。
家に帰って、早速料理。
サザエは炊き込みご飯に、サバの塩辛はほうれん草と和え物に…最高に美味しかったです!
地のものって、いいなと改めて感じました。
こうして見ると、産業体験って「移住促進」だけじゃないんだなと実感します。
日本の農業や漁業を次につないでいくことにもつながっているし、地域の食文化の継承や地産地消の輪も広がっていく。
何より、関わる人たちが楽しそうなんです。
そんな良い空気をもっと多くの人に届けていけたらなと思っています。
(新人)
新年度に入り、あっという間に3週間が過ぎました。
私自身、新しい職場でわからないことだらけで不安な気持ちを感じながらですが、少しずつ仕事にも慣れてきたように感じています。
我が家は、息子が新社会人、娘は高校入学とそれぞれ新しい生活が始まったため、いつになく大きな変化のあった新年度のスタートでした。
息子はあまり話しませんが、娘は少人数の中学校から複数クラスのある高校へ入学したため、友だちができるか不安だと口にしていました。入学から数日が経ち、部活にも入部し、友だちもできたようで親としては安心しているところです。
昨日は春季島根県高校野球大会に出場している母校の応援に行ってきました。ここのところ暖かい日が続いていましたが、昨日は打って変わって小雨が降る寒い日となりました。母校は粘り強く、見事、接戦を制し次の試合へと駒を進めました。おめでとうございます!
母校の野球部は昨年度後半から高校時代の同級生が監督としてチームを率いており、初の公式戦ということもあり、球場に高校時代の同級生も応援に駆けつけていました。十数年ぶりに同級生にも再会し、近況を話すことができたため、とても有意義な一日となりました。
写真は松ぼっくりを探す娘と甥
(新米M)
朝、通勤中によく見かけるのが、
おろしたてのスーツを着た新社会人。
新年度の始まりを感じます。
さて、社会人1年目の自分を思い出すと、穴があったら入りたい失敗がたくさん。
・初めて1人で取引先へ、意気揚々と出発するも、迷子になる
(松江出身ですが松江で迷子になりました)
・カッターの扱いに慣れておらず段ボール開封とともに中の商品を切り裂く
(高級品でした)
まだまだ数えきれないほど…
そんな数々の失敗の背景にはフォローしてくださる先輩、上司、そして取引先の方がいる。
所属している会社はもちろん、温かく新社会人を見守ってくださった取引先の方にも
感謝の気持ちでいっぱいです。
新卒で入社した企業は丸6年勤め、その後今の財団に入りました。
自分の中では社会人小学校課程が終わり、今は社会人中学校に在籍している気分。
同じ社会人でもまだまだ知らないことがたくさん。
日々財団の皆さんにフォローしていただいています。
フォローしていただけるのは当たり前のことではない。
感謝の気持ちの持ち方は、いつまでも新卒のままでいよう。
きちんと「ありがとう」を伝えよう。
新社会人の姿を見て、感謝の源を思い出す、ある春の日のことでした。
(mo.)