定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

先週の土曜日朝8時、まだ冷たい空気が張り詰めている時間帯に長男を連れて友人の家に向かいました。目的は友人宅の裏庭に生えている柚子の木から柚子を分けてもらうことでした。
持参したのは朝に旦那さんに出してもらった高枝切り狭。「これが切れる」と言って出してくれたのですが、これが役に立たないことを後で知るのです。
友人の家に着くとすぐに、ヤギ小屋にいるヤギたちが「メエメエ」と出迎えてくれました
長男は周りに落ちている柿の葉を見つけて、ヤギに近づいていきました。ヤギは慣れたもので長男の手から差し出された葉っぱをムシャムシャとおいしそうに食べていました。
本題の柚子採りは、私が持ってきた高枝切り鋏は使い方が悪いのか、それとも私の目が悪くなったせいか、刃先が狙った枝にうまく届かず、力強く握っても枝はギギギと鈍い音を立てるだけ。腕もプルプルしてきました。
その様子をみた友人の旦那さんが「うちのやつもってくるわ」と声をかけてくれました。「これもちょっと壊れてるんだけど」と言いながらその鋏を使うと、ブチっといい音を立てて枝が切れ、柚は勢いよく地面に落ちてきました。
「トゲに気をつけてねー」と声をかけながら、長男に柚子を拾ってもらい、次々に重さでしなっている枝を狙ってパチンパチン切っていきます。
今年初もので友人が持ってきてくれた柚子、使ってみたら種がなく、果汁がとても多いのです。柚子サイダーにはまってしまった私にはこの「種なし、多果汁」が最高で、夜の晩酌になっていますが、長男も炭酸で割った柚子サイダーのおいしさに気づき、家族ではまってしまったのでした。
30分くらい作業を続けて、持ってきた袋はパンパンになりました。
翌日、奥出雲で軽いハイキングを他の参加者さんと行いました。もちろん取れたて柚子と炭酸水をもって上がり、下山後に柚子サイダーで乾杯しました。
(かん)