スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2022-02-25 世の中便利になったけれど

「世の中、便利になったもんだ。昔はな~、・・・・・・。」とそれこそ昔は親爺や近所のおっちゃんたちによく言われたものだった。そして、今は自分がこの常套句を使う年回りになった。

冷蔵庫、洗濯機などの電化製品や自動車etc。そしてこれらにIT技術が付加されて進化が半端ない。人が手間をかけ、時間をかけ苦労しながらやってきたことが、今では誰でもボタンをワンプッシュするだけで、いとも簡単にことがこなせるようになっている。

先人が多くの犠牲や苦労・失敗を積み重ねて、「こうなればいいのに」を形にしてくれた。おかげで苦労いらずの便利な生活を送れるようになった。ありがたや。

その一方で便利さにどっぷりとつかってしまい、これでいいのかなと心が何となくざわついている自分がいる。

いや俺だけじゃないぞ! 「自然回帰」のキーワードはよく耳にするし、最近の流行りでいくと焚火やソロ・キャンプなど、自然に身を置く、不便さを楽しむ、そんな人が増え始めている。

ひょっとしたらこれは単にトレンドではなく、退化に歯止めをかけようとする人類の本能がそうさせているんじゃないかと勝手に紐づけて納得している。


 

 

 

 

 

 

  

(春よ来い 青蛙)

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