定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
今年は映画館で50本鑑賞!という目標を達成すべく、
年明け1本目は「パーフェクト・ノーマル・ファミリー」という
デンマーク映画を観ました。(https://pnf.espace-sarou.com)
監督の実体験を基に、ある日いきなり大好きな父親が女性
になりたいと言い出し、戸惑う11歳の娘の視点で描かれており、
自分なら…を娘、当事者(父)、その妻(母)、周囲の人、
いろいろな立場で想像して1人盛り上がりました。
以前、就職説明会の受付をしていた時、名簿では女性的な名前ですが、
見た目は男性の方が来られ、一瞬疑ってしまったことがありました。
私の思わず出てしまった反応や対応、言葉が相手を傷つけていないか、
自分基準の「普通」を他人に押し付けてしまっていないか、
鑑賞後、過去や今の自分を振り返り考えさせられました。
自分にとってノーマルでパーフェクトな状態でいることは、
とても難しいことだったり、周囲の人にとっては
理解し難かったりするかもしれません。
家族、恋人、友人、同僚など関係性や影響力によって、
受け入れられる物事や度合いは異なると思いますが、
他人も自分も、普通に自分らしくあろうとすることを
大切にしたいです。
(たつこ)