スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2024-03-14 アファメーションから考える

 先日、ふとスマホで記事を見ていたら、「アファメーション」という言葉が出てきました。
 初めて聞く言葉だったので調べると、アファメーションとは、「自分の理想や、ポジティブな未来、目標達成した状態を言語化して繰り返し口に出す」というものだそうで、スポーツ選手も取り入れている手法のようです。
 例えば「私は今完璧だ」のような言葉を繰り返し口に出すことで、前向きな気持ちになり目標に近づいていくということで、「アファメーション」で検索すると、大量に記事がヒットします。記事の多さから世の中の関心の強さを感じます。
 読み進めると、私の場合、己の力量を見誤って過信・慢心で思い上がるかも・・・・と良くない方向にいく姿を想像してしまいました。

 更に「自信」をキーワードに関連記事を読み進めると、別の記事では「優秀な人は自分を低く見積もり、そうでもない人は自分を高く見積もる。なので自信がなくてもいい、いやむしろない方がいい」という趣旨で書かれていました。
 そしてまた別の関連記事を読んでいくと、今度は別の学者さんが「自信のない人は新しいことにチャレンジすることが苦手、他の人に流されやすい傾向、マイナスで受取りやすい等の傾向があり、周囲とコミュニケーションがうまくとれないことがあるので治した方がいいですよ」とおっしゃってます。
 はてさて自信はあった方がいいのか、ない方がいいのか。

 こういう相反するのに、どっちも正しそうなことって世の中には結構あるんですが、いつも思うんです。
 どちらも正しいのではないかと。物事の切り口や見ている角度等で変わってくるのかなと。人によるときもあります。
 でも、もしもどっちが正しいか決めなきゃいけない状況になったら、どっちか一方じゃなくお互いの考えを見て考えて行くことが大事だなと思います。

 しかしそれをすっ飛ばして「あなたは違う」と決めつけて、自分の意見しか言わなかったり、相手を認めず言いくるめる人が世の中にいらっしゃるのですが、
 これは何がよりいいのかを考える方法ではなく自分の正しさを主張したい時に使う方法だと思うのですが、時と場合で使い分けが大事ですね。


 自信があった方がいいのか、なくてもいいのか、これもその時々の使い分けが大事で、
 肝心なのは自信があるのかないのかではなく、「必要なときに自信を持てること」「自分の過信・慢心に気が付いて軌道修正できること」なのかなと思いながら記事を読み進めるのでした。


 ※ちなみに、私は自信はないよりあった方が良いと思う派です。

(つかさ)

<定住財団TOPへ

まだしまね登録してないの?

トップへもどる