定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
どうもこんにちは、JUUKIでございます。今年度3回めの登場です。2024年もあと1か月ですね…早かったなあ…。
高校卒業まで島根に住んでいた私ですが、高3の正月に友人と3時間くらい汽車に乗って訪れた場所があります。
島根にいったことがない方に『「島根県」と聞いてでご存じの場所はありますか?』と伺うと、かなりの確率でお聞きするのが、
『出雲大社』
本日は、今年ん十年ぶりに出雲大社を訪れた際に当時の行動を意図せず再びやってしまった回顧録をお届けします。
「出雲大社(いづもおおやしろ/いづもたいしゃ)」は言わずと知れた日本一の縁結びの神・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られているとても大きな神殿です。
敏感な方は神殿周辺の空気の清々しさに、心地よさや力、エネルギーを感じるようです。
今、書きながら気づいたのですが、前回も津和野の太鼓谷稲荷神社のことを取り上げていたり、あれ…?私、もしかしてパワースポット好き…なの??(お守りは大好きです!!)
きっと書かずにはおれないくらい、神様が引き寄せているんですよ、きっと…!!島根にはこのような場所が多いので、それも島根の魅力なのでしょうね。
話は戻って、出雲縁結び空港から出雲大社行のバスに乗り、地図を見ながら景色を楽しみました。
今年の夏前に訪れたのですが、冒頭のとおり初めて訪れた時とおそらくあまり変わってないのでしょうが、季節も違ったし、汽車だったし、ほぼ初めて訪れた感覚に陥りました。
地図を見ると、御本殿までに大きな鳥居が全部で4つあり、1つめの鳥居はバスに乗ったままくぐりました。(その時は工事中で、下の方ははっきり見ることができませんでした)
だんだん観光客や両側にあるお店が見えてきて、このあと松江に向かう予定にしていたので一畑電鉄の「出雲大社前駅」の場所を横目でみつつ、渋い外観のスタバ前でバスを降り、正面の2つめの鳥居を見ました。
神様が祀られている御本殿に近づいたのか厳かな感じが漂ってくる…。ちなみに鳥居をくぐり後ろを振り向くと、先ほどバスでくぐった巨大な鳥居が見えました。
参道をとおり、3つめ・4つめの鳥居をくぐると御本殿が…!!拝殿で恐る恐る作法に沿って正式な参拝をして「これで合ってるかな?大丈夫かな?」と不安が残りつつ、この日は時間があったので、御本殿の周りを一周し、御社殿を巡りました。ちょうど御本殿の後ろに当たる場所にかわいいうさぎさんたちがたくさん御本殿を眺めていました。
さらにそのそばにあった「素鵞社(そがのやしろ)」は石見神楽でもおなじみの素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られており、ところどころに砂を持ち運べるようになっていました。
「??なんだろ、この砂…」
持ち帰るひとを横目に、注意書きを見るもイマイチピンとこず…。砂については帰ってから調べたのですが(皆さまも調べてみてください)、偶然、1週間後に知り合いと砂の話題が出ました。今度は稲佐の浜にも行ってみたいですね。
一通り見て、再び拝殿に戻ってきた際に横にも道を発見。まだ見るとこあるんだ~と横道を通ると、そこにはでっかい注連縄が飾られた神殿が!!
「!?さ、さてはこちらが拝殿だったのだろうか!?こっちの方がよくテレビとかで見る気がするし…、結婚式もここでしてるような…」
慌ててこちらでも参拝しました。このでっかい注連縄の神殿は「神楽殿」と呼ばれるところで、祈祷や結婚式といった祭事が行われる場とのことです。
この時ふと思い出したことがありました。実は、高校生の時にも全く同じ勘違いをしていたのです。
当時は、最初に訪れたのがこの神楽殿だったので、御本殿と勘違いした私と友達はわりと本気で参拝し、その後横に道があるのを発見して、「こっちにも何かあるみたいだね」と行ってみると拝殿を見つけ、
「??これは…なんだろう、さっきのとこよりも小さいけど」と、後ろを見たらもっともっと大きい御本殿があって参拝し直した…という…。
一度はみんな間違えませんか?私だけ?
そんなことがあったな~と懐かしい気持ちになりながら、一畑電鉄に乗り、松江へと向かったのでした。
(JUUKI)