定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

先日、我が愛する子ども達を浜田市の寿司屋さんに連れて行った。
浜田で100年以上続く老舗のお寿司屋さん。
もちろん回らないお寿司であり、たとえば未就学児童は事前に連絡しておかないと入店をお断りするといったような、品格を重んじる、味自慢の名店である。
小学校5年生になる上の子と、3年生になる下の子に「本物」を経験して欲しく、
事前にそのお店にも伺い、お寿司をいただき、大将とも事前に相談し、満を持して子ども達を連れて行った。
親の期待では「わぁ~、本物の寿司職人ってこんな感じなんだー!」「お寿司美味しい~!」「やっぱ浜田は魚が最高だね!連れてきてくれてありがとう!」というものであった。
が、、、
当然、そんな親の勝手な理想の結果にはならず、
「え、なんでくら寿司じゃないの?」「回らないから面白くない」「注文してから出てくるのが遅い」「ガチャ(びっくらポン)が無い!」と不満をさんざん言い放ち、
ついには「早く帰りたい」とNGワードを連発する我が子達。。。
大将の耳に届かないように、他のお客さんのお邪魔にならないように、気が気じゃない私。
(ちゃんとしつけしておくべきだ、とか、子どもと相談してから行く場所を決めれば良かったんじゃないか、など色んな声が聞こえてきそうですが💦)
この場における最後の親の我がままだと思い、子どもたちに「どんちっちアジの握り(一貫400円)」を食べさせたい!と伝えると、しぶしぶ了承。
大将に目線を送り、あれを下さい、と合図して出してもらった「どんちっちアジの握り」。
それをしぶしぶ小さなくちに運んだ瞬間、目の色が変わる子ども達。
「え、うまい」「アジ、はじめて食べた(そんなハズはないw)」「ネタやばい」「アジ、一番好きかも!(調子よすぎるw)」と一転、浜田の名産を認める2人。
大将の腕前の成せる技でもあったと思いますが、どんちっちアジのパンチ力を確認できた出来事でした。
結局、その後は「でもやっぱりお寿司は回ってるところが良いなー」という、
きっと多分親のフトコロ事情をおもんぱかった(?)コメントがたくさん届き、お店を後にすることになりましたが。。。
まぁ良いんです。
親として島根の名産を、浜田の名産の本物を食べて、その体験を覚えておいてほしい、という願いはおそらく叶ったのかな、と思います。
無理やりだったかも知れないけど、こうやってでもちょっとずつ子ども達の「島根愛」や「ふるさと感」を育ててあげたいな、と思う連休の思い出でした。
お詫びもかねてまたあのお寿司屋さんに行かなきゃな~
(珈琲うどん)