スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2022-02-28 自分の心の声を聞く

ある人から「ご自分はどうしたいんですか?」と聞かれて、返事に詰まったことがあります。

・・・私ってどうしたいのだろう?家族はこうしたいのだろうし、子供はこうしたいのだろう、だったら私はこれでいいやという思考回路でしか生きていない。

 

子供から「おかあさんは何色が好き?」って聞かれても、「なにを食べたい?」って聞かれても、すんなり出てこないことは薄々感じていました。

長年使うものだったり、みんなで使うものなら飽きのこない色でないと…とか、私が食べたくても子供が食べないだろうな…とか。そんなことを考えると、「みんなの好きなのでいいよ」という返事になってしまう。

それで全てがうまく回るならそれで良いと思っていたけど、本当はそうではなかった。

みんなのために我慢しているという気持ちは、心の奥底に沈殿していくものなのだなと。

 

子供もそこそこ手が離れるようになってきたので、これからはもっと自分のやりたいこと、好きなことに耳を傾けて、自分を大切にしていきたいと感じる今日この頃。

もっとわがままに生きること、これを今年のテーマにして過ごしていきたい。

 

とりあえず、前から気になっていたDVDをポチるとしましょう!

(りんご)

2022-02-25 世の中便利になったけれど

「世の中、便利になったもんだ。昔はな~、・・・・・・。」とそれこそ昔は親爺や近所のおっちゃんたちによく言われたものだった。そして、今は自分がこの常套句を使う年回りになった。

冷蔵庫、洗濯機などの電化製品や自動車etc。そしてこれらにIT技術が付加されて進化が半端ない。人が手間をかけ、時間をかけ苦労しながらやってきたことが、今では誰でもボタンをワンプッシュするだけで、いとも簡単にことがこなせるようになっている。

先人が多くの犠牲や苦労・失敗を積み重ねて、「こうなればいいのに」を形にしてくれた。おかげで苦労いらずの便利な生活を送れるようになった。ありがたや。

その一方で便利さにどっぷりとつかってしまい、これでいいのかなと心が何となくざわついている自分がいる。

いや俺だけじゃないぞ! 「自然回帰」のキーワードはよく耳にするし、最近の流行りでいくと焚火やソロ・キャンプなど、自然に身を置く、不便さを楽しむ、そんな人が増え始めている。

ひょっとしたらこれは単にトレンドではなく、退化に歯止めをかけようとする人類の本能がそうさせているんじゃないかと勝手に紐づけて納得している。


 

 

 

 

 

 

  

(春よ来い 青蛙)

2022-02-21 もうすぐ「お花見」の時期を迎えます

2月も下旬を迎え、1か月もすれば美しい桜を楽しめる時期がやってきます!

明治時代以降ソメイヨシノという品種が主に川沿いの堤防に植えられてきました。これは川の氾濫等の災害を防ぐための国策だったようです。桜見物で人々が堤防を歩くと自然に踏み固められ堤防が強固になる…という訳です!

今でこそ花見は「桜」になっていますが、奈良時代の花見は「梅」だったようです。

当時は遣唐使の派遣で唐から文物が入り、日本の文化も唐に倣うことが多かったようです。ですから当時の貴族は唐の文化に倣って「梅」を愛でながら歌を詠むことに勤しんでいました。万葉集には「梅」を詠んだ歌が110首程度、「桜」を詠んだ歌が40首あまり掲載されています。

そして時代流れ平安時代を迎えます。

894年に遣唐使が廃止されると日本独自の文化が栄えてきます。そして花見は「梅」から「桜」へと変わってきます。これは嵯峨天皇が「とりわけ桜が好きだった」ことにより(他の説有り)、平安京の紫宸殿南庭に植えられたのが「右近の橘 左近の梅」から「右近の橘 左近の桜」に変わり、以来花といえば「桜」となっていきました。この時代を代表する古今和歌集に詠まれた「梅」は20首程度、「桜」は70首ほどが掲載されるまでに変化をみせています。「久方の ひかりのどけき春の日に しづ心なく 花の散るらむ」と紀友則が詠んだ歌は有名です。

 花見といえば豊臣秀吉が催した豪勢な「醍醐の花見」が有名ですが、一般の人々が花見を楽しむようになったのは江戸時代に入ってからのようです。

 今年もまた花見の時期を迎えます。日本の桜100選に島根県では「松江城山の桜」と「斐伊川堤防の桜(雲南市木次町)」の二つが選ばれています。コロナ禍で何かとストレスを感じる日々ではありますが「桜」をそして「春の到来」を楽しむ気持ちは大切にしたいと思っています。

(Friday)

2022-02-18 朝寝坊

どうも年を取ると朝早く目が覚めてしまう。

寝不足かというとそうでもなく、単に早く寝ているから早く目が覚めるのである。夕食をすましテレビを見ながらリラックスしていると不意に睡魔が襲ってきて、気が付くと(寝ているから「気が付く」でもないが・・・)寝ているのだ。

「早起きは三文の得」というから、なにかいいことでもありそうだが特にはない。ただ、まだ夜が明けず家族が寝静まっている静かな間に、新聞を読んだりパソコンをいじったりと一人の時間を楽しめるのが「得」かなと思う。やがて夜が明けてきて、空の色がだんだんと明るくなってくる色の変化がきれいである。我が家からは幸いにも富士山が見え、明け方徐々に姿を現す富士山は神秘的である。

とはいえ、暗いうちからごそごそ動き出すのも健康上どうなのかとも思い、最近は朝寝坊をする訓練を始めた。訓練といっても特別なことをするわけではなく、単に夜早く寝ないようにしているだけである。

ある日眠い目をこすりながら必死に夜更かしをしていると、妻に「なにをしているの」と問われ「夜更かしして朝寝坊できるよう訓練をしているのだ」と答えると、「どこの世界に訓練をして朝寝坊をする人がいるのだ」と失笑された。その通りだなと思ったが、年を取ってからの健康管理も大変だなと思う今日この頃である。

(ダボ)

2022-02-17 異業種チャレンジ

わたしはUターンIターン者の就職支援の業務に携わっています。

コロナの影響で移住を決断された方も多く、特に子育て中ファミリー層の方は

移住後の生活も満足されているようです。

また、リモート推進も加速し、フルリモートでの勤務が可能な方は転職せず、

移住が叶うという時代になってきました。

 

移住に何を求めるかにもよりますが、やはり地域の人と関わりたい、

島根でしか出来ない事に挑戦したい方が多いです。

今までのスキルや経験とは関係なく、異業種へのチャレンジをしたいと言われた場合、

やはり就職支援も難しくなります。

 

農業・林業・漁業・介護などの場合は、島根の産業体験の制度が武器となり、

手厚いサポートもご提案できますが、その他の場合はリスクが大きく難航します。

求人企業へ売り込みをするには、その方の人柄や思いの部分を知ることが大事になってきます。

なぜ? どうして? どうなりたいの? という問いかけにきちんと応えられる方には

寄りそうことも出来て、人となりをアピールして就職支援サポートできます。

コロナ禍で今まで当たり前だったことがそうでなくなり、何が大事か考えさせられます。

コロナ禍でも人と関わりながら出来るこの仕事にやりがいを感じながら、

移住者の方をサポートしていきたいです。

(繋)

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