スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2022-09-09 200円で新築

我が家(実家)は田舎の一軒家。

新築は明治36年、築約120年です。

 

先日祖父と、今の実家がどのくらいの費用で建ったかという話題になりました。

 

祖父「近所の手を借り、できるだけ自分たちで準備できるものはして、200円で建ったらしい」

私「200円!?まさかや!」

 

びっくりです。

ググってみると、当時(明治30年代)の1万円は今でいうおよそ3800円、

約76万円で家が建ったことになります。

 

私「2000円の間違いでは?」

祖父「・・そうかもしれん」

 

と真相はわかりません(笑)が、当時の家の相場は都会で1000円台~、

とかいう記事も出てきたりして、地物の木や藁などの自然素材を中心とした田舎の家としては

200円というのはあながち間違っていないのかもしれません。

(数年で何倍にもなるなど、価格変動が激しい時代だったようですね)

 

もちろん家はだいぶ改装・増築をしていますが、土台や柱は当時のもの。

痛みもいくらかありますが、岩盤の上に建っているので湿気が多くなく、適度に換気があり(冬寒いですが)

まだまだ崩れそうな気配はないです。

これからも築年数を更新し続けることでしょう。

 

「うちは高コスパ住宅」と周りに宣言していこうと思います。

 

現在の200円でできることといえば、惣菜パンを買ったり、ガチャガチャをしたり(今や300円~か・・)くらいです。

円安が続き、今や1ドル144円。これからも物価高は続きそうです。

 

そう考えていると時代を感じますね。

(団十郎)

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