定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

みなさん寝る直前までスマホを見ていませんか?
スマホを見れば、手軽に手に入る情報、頭を使わなくても自動的に選択された情報が流れてくる。
ひとたびその渦の中に頭を浸けると抜け出せなくなってしまう。
なんだか疲れた…何も考える気にならない…
そんなときほど浸かってしまうあの泉。
ここ数年読書を習慣化して変化したことがあった。
床に就いたとき、ふと何かを知りたい、何か情報を得たいと思った時、
起き上がり私の向かった先は本棚だった。
背表紙を見ながら、あれこれと考える。
この作者はこんな文体だったな。
この物語はああだったよな。
表紙の絵を見て物語を想像する。
この本読んでみようかな。
うわ。この本怖そう…
この本書いてあること訳が分からないけど人気なんだよな。
ふと、思い出す。
子供のころ、就寝前に何か物語の世界に入りたくなり
脚で小さな本棚を開けて、寝ころびながら何を読もうか想像を膨らませていたことを。
今まであの泉に浸かってばかりで忘れていたこの感覚。
久しぶりにワクワクしている。
私は、一冊を手にしベッドに向かう。
不思議となんだか誇らしい。
西洋の騎士にでもなったような気分だ。
本を開き、物語の中に入っていく。
忘れた感覚を取り戻してみませんか。
(むつを)