定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
社会生活をしていると、イライラやモヤモヤといった、怒り関係の感情が起こることがあります。
この感情は割とエネルギーを食います。
また、「こんなことでイラつくのか」と、怒った自分にがっかりもします。
何と無駄な感情で、無駄な時間だなと常々思うのですが、
なかなかコントロールが難しい感情でもあります。
よくある対策に、
「6秒だけ気持ちを抑えれば、感情が収まる」というものがあります。
しかし、6秒経っても原因が消えないパターンのときや、思い出して怒りが沸き起こるような場合には対処できません。
他にも、
「その場から立ち去る」というのもあります。
これはとても良い方法ですが、立ち去れない状況のときには対処できません。
そしてこれらの対策では、怒っている感情を鎮める労力がいります。
そもそも怒らないような考え方があればいいなあと、日々を過ごしていたのですが、
ひょんなところからすばらしいヒントがありました。
それは大谷翔平選手の言葉です。
私、野球はほとんど見たことがなく、興味もそこまでないのですが、
さすがに世界の大谷選手の存在は知っております。
ふと朝、ラジオを聞きながら通勤していると、そんな大谷選手の言葉が紹介されていました。
内容としては、
「イライラしたら人生負け。他人にイラついているのは人生損。なので、そういうときは『またひとつ自分の強みが発見できた』と捉えるとストレスがたまらず良い」ということでした。
イラつくのは、自分が「当たり前」と思っていることを、「相手が守らない」時に起こることが多く、
つまり「イラつくこと」=「自分が大事にしていること」=「自分の強み」ということに気が付くチャンスだということです。
例えば、時間を守らない人にイラつくときは、自分は時間を守っているからイラつくのであり、
配慮がない人にイラつくときは、自分は周囲に配慮しているから等、
自分の良いところに気が付けたと思うことで、怒るところが、「気が付けた。ありがとう」という感情に変わるということです。
さすが世界の大谷選手。ポジティブなマインドです。
これを自分の日々に適用したところ、これは良いです。
例えば、煽り運転をする車にイラつきそうになったとき、「自分は安全運転を心がけているんだな」等、
怒りではない感情に切り替えることが上手くでき、無駄なエネルギーが起こりません。
煽って来た車を先に行かせ、自分は安全運転を続けます。
その他色んなシチュエーションでも使え、汎用性の高い考え方で、お勧めの考え方だなと感じています。
もし、これを読んで「良さそうだな」と思われた方がいらっしゃいましたら、ぜひ取り入れてみてください。
(つかさ)