定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
こんにちは。4月から定住財団でお世話になっている新人です。
先日、初めて産業体験の受入先の農家さんを訪ねる機会がありました。
そこは、実は数年前に産業体験をきっかけに島根に移住・就農された方の農園。
現在はその方自身が「今度は受け入れる側」として、また新たな産業体験者を迎えているとのこと。
なんというか…“いい循環”が生まれているなぁと、しみじみ思いました。
人が人を呼び、経験が次の誰かの一歩になる。島根のような地域だからこそ、こうした顔が見える流れが続いていくのかもしれません。
そしてその週末。
母がやっている飲食店の手伝いで、朝市に参加することに。
日曜の早朝に出かけるのはちょっと眠かったですが、思いがけず素敵な出会いがありました。
お隣のブースにいたのが、なんと漁業分野での産業体験の受け入れをされている方!
話が弾み、気がついたらサザエとサバの塩辛を購入。
家に帰って、早速料理。
サザエは炊き込みご飯に、サバの塩辛はほうれん草と和え物に…最高に美味しかったです!
地のものって、いいなと改めて感じました。
こうして見ると、産業体験って「移住促進」だけじゃないんだなと実感します。
日本の農業や漁業を次につないでいくことにもつながっているし、地域の食文化の継承や地産地消の輪も広がっていく。
何より、関わる人たちが楽しそうなんです。
そんな良い空気をもっと多くの人に届けていけたらなと思っています。
(新人)