スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2025-09-25 世界陸上

先週まで34年ぶりに日本で世界陸上が開催されていたので、テレビで観ていました。

これまではマラソンや駅伝がテレビで放送されていれば観ていた程度でしたが、その国を代表する選手が新記録を出しても予選を通過できないくらい世界のレベルが高い競技があったり、金メダルが確定した後に自身が持つ世界記録への挑戦をしている競技もあったり、どの競技もおもしろくてじっくり観ていました。

選手の表情もそれぞれで、競技後のインタビューでは予選を通過できなくても達成感でいっぱいの選手がいたり、悔しさを噛みしめ言葉を選びながらコメントをしている選手がいたりと、それぞれがこれまでに重ねてきた努力や必死に打ち込んできたからこそできるコメントにひとつひとつ感動していました。

その中でも印象に残ったのは、決勝でメダルを獲得できなかった選手が、これまで何が足りなかったのか…と一言発したあと悔し涙を流している姿を観て、本当に努力した人にしか出せない雰囲気に圧倒され、心が震えました。

きっとこういう選手が本当の強さを手に入れるし、手に入れてほしいと一瞬でファンになりました。

次のオリンピックではメダルを獲得してほしいと思いますし、この選手の応援をしていきたいと思います。

(D65)

2025-09-24

私の趣味の一つは虹を見つけること。

 

ある時テレビで虹が出る条件を紹介していて、それ以来高確率で虹を見つけることができるようになりました。

 

その条件とは、

太陽とは反対側の空に雨雲がかかっていて暗く、かつ太陽の高さが低くく十分な光で照らされていること。

 

簡単な条件ですが、これを頭に入れておくと格段に虹を見つける確率が上がります。

「これは虹が出そう」と思うとほとんどの場合本当に出現するので、科学が発達する前なら預言者としてもてはやされたのではないか…と密かに思っていたりします。

 

島根は天気の急変が多いからか虹を見る確率が高い気がしています。

ぜひ島根にいる方or島根を訪れる方は虹の出現条件を頭に入れて、虹を見つけてみてください。

 

最後に私の虹写真コレクションをどうぞ。

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(山の子)

2025-09-22 いつの日か…

私の知り合いに自宅ショップをしている人が何人かおられます。
その人達の行動力や意欲に敬意を示す一方で、ご苦労も多いだろうと思っています。
かなり前になりますが、前職の退職を機に自宅で朝市をしたことがあります。
もともと人が手をかけて作ったものが好きだったことや、地域の人が集まる場があるといいなと思ったのです。周囲の方の協力があり、毎回多くの人が朝市に来てくださいました。
市外からはお菓子やパンを持ってきてくれる人もおり、毎回楽しく活動できました。
ただ、継続することは難しく次第に開催回数が減っていき1年ほどで終了になりました。
好きだけでは、どうにもならないことを実感しました。
頑張っている人を目標に、またいつの日か小さなことから形にしていければと思っています

(ちょこ)

2025-09-19 今年もスダチが豊作です

10年前に植えたスダチの木が、毎年たわわに実をつけてくれています。
お酒に絞るのも良いのですが、炭酸水に絞って入れるだけでも、とてもさわやかでおいしいです。
休肝日のノンアルビールの後の飲み物としても大活躍中です。

何より、今年のサンマは評判が良く、手の届く価格になっている、ということでスダチのおすそ分けをすると、お相手にとてもテンション高く受け取っていただけるのがうれしい今日この頃です。

私も今年のサンマを七輪で焼いていただきました。
「網に柑橘を塗ってから焼くとこびりつかない」というコツ?があるそうで、スダチを網に塗ってみましたが、油を塗ったほうがうまく焼けました。
料理の腕あってのコツなんでしょうか。

サンマは最高においしかったです!

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(ホルモン)

2025-09-18 祖母の思い出

祖母が亡くなって、何年経つのだろう。

ふと、思い出す、様々な事。

 

私が幼い頃、その時に祖母は何歳だったのか。

サザエさんのフネさんのようなヘアスタイルのおばあちゃんは、朝起きた時に髪に葉っぱを挿している時があった。「おばあちゃん、どうして葉っぱつけてるの?」と聞くと、悪い夢を見たから南天の葉っぱ挿してるんだよって。難を転じるおまじないをしていたようだった。それから、たまに葉っぱをつけてるおばあちゃんを見ても、「おばあちゃん、悪い夢見たの?」と聞きはしても夢の内容までは尋ねることはなかった。その夢はどんな悪い夢だったのか、南天の葉っぱはおばあちゃんを悪い夢から守ってくれたのか、今となっては知る由もない。

 

お友達と日帰り旅行に行ったりすれば、必ず可愛らしいお土産を買ってきてくれたものだ。その時、おばあちゃんがどこに行っていたのか誰と行ったのか、お出かけが好きだったのか、私は何も知らない。

 

七夕の時には裏山から笹を切り出して来てくれて、短冊に願いごとを書いたり飾りつけをさせてくれた。お月見の時にはススキにお月見団子、お節句には笹巻もたくさん作って食べさせてもらった。お雛様を飾ってくれた事、お正月にはお着物を誂えてもらった事。季節をたっぷり、味合わせてくれて、行事を大切にしてくれていたのだなと今となってしみじみ思う。

 

たくさんたくさん、してもらっていたのに、その時に私はちゃんと「ありがとう、おばあちゃん。」と言っていたのかと思う。おばあちゃんのお話を聞いたり、気持ちを聞いた事があったのかと思う。

相撲をテレビで見ていた祖母に、相撲が好きなんだろうなと子ども心に思っていたけど、「おばあちゃん、お相撲好きなの?」と聞いたことがあっただろうかと思う。

 

してもらっていた事は全部全部、当たり前のことではなかったと。

歳を重ねて、やっとやっと、気づいたと。

 

おばあちゃんに伝えたい。

(ウ)

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