定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
「あきらめる」と聞くと、皆さんはネガティブなイメージですか?それともポジティブなイメージですか?
私の時代は「あきらめる」ことはどちらかと言うと、よくない意味で使われることが多く、
「あきらめたらそこで終わり」だとか、「最後まであきらめるな」等の言葉をよく聞きました。
ただ実際は、あきらめが肝心なときも時と場合によってはあるものでして、
しかしながら、先時代では「あきらめるな」が独り歩きし、
何でもかんでも「あきらめるな」というマインド自体が良しということで、
ときには、人を追い込んでしまう・・・ということもあったりするのでした。
※「あきらめるな」の精神が大切になるときもあるので、これも時と場合です。
かくいう私も、以前は「あきらめるな」精神を大事にしており、
ときには壊れるまで愚直に続けたりもしていて、
どちらかと言うとあきらめが悪く執着するタイプだったかなと思います。
しかし、今ではこう思います。
何でもかんでも、あきらめず続けることに、自分の人生リソースを割くのはいかがなものかと。
場合によっては早めにあきらめることも大事ではないかと。
人は、何かを得れば何かを失うものです。
全てを握りしめることができる人もいるんでしょうが、それは一部の人でしょう。
時は移ろい、状況は変化します。
その時々で大事なことも変わっていきます。
ですので、その度大事なことは何か分析し、そのために現在実施していることが最良なのか、
あきらめた方が良ければ、ぱっとあきらめて方針変更することも重要ではないかと思います。
目的につながらないのに、あきらめられないのは、恐らくただの執着になりがちですし、
執着が続くと、「あきらめたいのにあきらめられない!」という状況になることも。
自分も経験があります。恐ろしや・・・
そうなると限られた時間、エネルギーや資源がもったいないかなと感じております。
※もちろん、大事なことのためにあきらめないことが最良であれば
「最後まであきらめるな」スタンスが良いでしょう。
ということで、あきらめることもときには役に立つというお話でした。
最後に最近流行りのAIさんにも聞いてみました。
Q「あきらめることのメリットは?」
(つかさ)