定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
キャリア・アドバイザーとして仕事をするようになり、20年が経過した。
内容や状況はそれぞれだが、相談者が納得のいく支援ができるよう頑張って対応しているつもりだ。
この仕事をする以前にも、大学卒業し入社した企業で、新入社員として働きだしたのは更にさかのぼること30年前になる。
入社する3週間前から、会社の雰囲気や仕事を理解してもらいたいという理由で行ける日には、会社に通っていた記憶がある。
4月までは、できることからでいいからと優しく、関わってくださっていた上司や先輩が、4月から一気に態度を変え、仕事の厳しさや自分で考えて動くよう求められ、今考えれば当然だが、うまくこなせない自分に苛立ちや辛さ、劣等感のようないろんなものが入り混じった感覚をもち、ずっとそれが数か月続き、この仕事をずっとやっていけるのかという大きな不安を抱いていた。
夜遅く帰ってからも、そこから夜な夜な車を走らせ、言葉にならない不安でいっぱいな気持ちを紛らせた。
朝が来て、食卓で流れていたNHKの連続テレビ小説の主題歌が流れると今でも心がギュッと縮こまる感覚が蘇る。
いつからだろうか?
仕事に対して自然体で臨め、社会や会社の中での自分の役割を把握でき、自己肯定感が持て、もっと役に立てるよう自己成長できるよう前傾姿勢になれたのは?
今は苦しいかもしれないが、皆が持っている個性や強みはいずれ花が咲くはず・・。
タイミングは人それぞれかもしれないが・・。
ただ、時にはその気持ちを誰かに聞いてもらうと少し楽になれ、自分を客観視できるかもしれません。
自分を信じて、今後を歩んでください。
(雀)