スタッフのひとりごと

定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。

Diary

2025-05-14 最近しあわせを感じたこと

小さなわが子たちとの外食は、いつも子が食べるメニュー優先。子どもメニューでも1人前は食べられないので残りを食べることを想定すると…とか、食べるって言ったけど食べない時を想定して、これを頼んでおくか…などしていると到底、自分が本当に食べたいものが口に入ることはありません。それでも外食はじゅうぶん気分の上がるおでかけメニューですし、それがもう当たり前になっていたのでストレスに思うことも特にありませんでした。

ですが先日、自分の食べたいもの(カレーうどん)をひさしぶりに注文。それを食べた時の美味しさったらありませんでした。そのものが美味しいのはもちろんだと思うのですが、食べたいものをお腹いっぱい食べられたという満足感たらなかったのです!(産後、退院した日に妊娠中ずっと我慢していたお寿司(生もの)を食べた時の感動に似た感覚!)

ああ食べたいもの食べられたし、また頑張ろう!と何とも単純な私ですが、自分も(今は時々でいいから)もっと好きな物を食べよう!と思ったのでした。なんてことないことなのですが、食べたいものを食べられるって本当に幸せなことですね。(しみじみ)

(幸子)

2025-05-12 大阪万博で石見神楽

 大阪万博がいよいよ開幕だ。前回1970年の大阪万博の時は小学生だった。未来の世界や宇宙にワクワクしたのを覚えているが、当時は残念ながら連れて行ってもらえなかった。

 それから55年ぶりの大阪での開催だ。子供の時の夢を果たそうと今回はぜひ参加しようと行く時期を検討していたが、出身の浜田市から6月に石見神楽の公演があると聞き、そのタイミングでいくしかないと決定した。

 島根県西部の人は石見神楽と聞くと落ち着いていられない。子供のころから聞きなじんだお囃子は体に染み込み、血沸き肉躍る。その中でも人気演目は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)だ。頭数の多さが迫力につながるが、以前コロナ禍前東京公演があった時は50頭のオロチがステージを舞いすごい迫力だった。

 今回大阪万博ではそれを上回る55頭のオロチが舞うそうだ。地元もよく頑張った。踊り手がよく集まったと思うが、地元の神楽人口を思えば意外と簡単に集まったのかもしれない。

以前県西部へ高校留学した人が現在東京で石見神楽の舞手になっていたり、移住後は子供に神楽をやらせたいなど、神楽移住も少なからずある。

 神楽きっかけでさらに移住者が増えることを期待もしている。

(ダボ)

2025-05-09 ネガティブ・ケイパビリティ

最近、ある漫画原作のNHKドラマを欠かさず見ています。
主人公は膠原病を発症し、一見日常生活は不自由なく送れているように見えるものの、昔と同じように、また健康な人と同じようには物事が上手くいかない。そんな日々を送っています。
周囲の優しい人たちとの出会いもあり、食事や生活を見直して“自分を大切にすること”を意識した丁寧な暮らしへの変化が描かれます。

その中で、「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉が出てきました。ネガティブ・ケイパビリティとは「不確実なものや未解決のものを受容する能力」。自分ではどうにもならない状況に遭遇した時、急いで解決策を出そうと焦らない、ありのまま受け入れる(耐える)ことが出来る能力といったイメージでしょうか。さらに言うと、立ち止まりじっと考えることで自ずと答えは出てくると・・・。

実は私も持病があり、このドラマ自体が共感の嵐なのですが、健康だった頃の自分と比較したりあと一歩頑張り切れない自分に落ち込んだり。
一見仕事をするうえでは「ポジティブ・ケイパビリティ(積極的に課題解決に動く姿勢)」が好まれることが多いかもしれません。でもどうにもならない物事にぶつかった時、その状況にじっと耐え得る自分になる、いったん立ち止まるという考え方も生きていくうえでのヒントになりそうです。

(R)

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