定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
大阪万博がいよいよ開幕だ。前回1970年の大阪万博の時は小学生だった。未来の世界や宇宙にワクワクしたのを覚えているが、当時は残念ながら連れて行ってもらえなかった。
それから55年ぶりの大阪での開催だ。子供の時の夢を果たそうと今回はぜひ参加しようと行く時期を検討していたが、出身の浜田市から6月に石見神楽の公演があると聞き、そのタイミングでいくしかないと決定した。
島根県西部の人は石見神楽と聞くと落ち着いていられない。子供のころから聞きなじんだお囃子は体に染み込み、血沸き肉躍る。その中でも人気演目は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)だ。頭数の多さが迫力につながるが、以前コロナ禍前東京公演があった時は50頭のオロチがステージを舞いすごい迫力だった。
今回大阪万博ではそれを上回る55頭のオロチが舞うそうだ。地元もよく頑張った。踊り手がよく集まったと思うが、地元の神楽人口を思えば意外と簡単に集まったのかもしれない。
以前県西部へ高校留学した人が現在東京で石見神楽の舞手になっていたり、移住後は子供に神楽をやらせたいなど、神楽移住も少なからずある。
神楽きっかけでさらに移住者が増えることを期待もしている。
(ダボ)