定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
大阪万博で石見神楽公演があると聞き、これは見に行かねばと、6月に大阪万博に行ってきた。石見神楽公演は2日間行われ私は初日の公演を見に行くことにした。初日は18:00からの1回のみであったので、日中は他のパビリオンを見たり食事をしたりして楽しみ、夕方近くなりぼちぼち行こうと約1時間前に会場に着いた。
ところが会場前はすでにすごい人の行列で、一体どこに並べばよいのかと少々パニックに。すると会場案内のスタッフが「本日はすでに満席になりましたのでこれ以上並んでも入れません!」と必死に叫んでいる。そんな馬鹿な、なんとか入れないのか、島根県民だといえば入れてくれるんじゃないか、といろいろ考えていると、さらに「早い人は朝9:30から並んでいます!」とやや切れ気味で追加のアナウンス。
ようやく事態が吞み込め「こりゃ、だめだ」とやっとあきらめがついた。公演を見られなかったのは残念だが、後日地元紙やネットニュース等で写真や動画を見ることができ、多少の穴埋めはできた。
石見神楽恐るべし、こんなに人気があるとは、正直あなどっていた。公演は翌日3公演あり全部で4公演あったが、2千名くらい入る大きなホールが4公演とも満席とのことであった。私は見られなかったが、日本全国・世界各国から万博に来た多くの人が石見神楽をご覧になったと思うと、島根の伝統芸能・石見神楽をあらためて誇らしく思った。
残念半分・喜び半分の大阪万博であった。
(ダボ)