定住財団スタッフの日々のつぶやきをお届けします。
先日、広島の美術館に行ってきました。
Instagramを見ていたところ『透明標本展』なる企画の広告が流れてきたので、「ドライブがてら行ってみるかな~」という感じで何となくふらっと。
透明骨格標本とは、解剖が難しい小さな生き物の骨格を研究するために生み出された手法らしいです。生き物を酵素につけて透明にして、赤や青の染色液で骨を染色。それで骨格を見えるようにしてるんだとか。
メダカのような小魚だけでなく、小さな爬虫類や鳥類のものまでありました。
生き物の姿そのままなのに透明で骨だけ見える、というのも不思議な感じでしたがとても美しかったです。
博物館とかでみる一般的な骨格標本とは違い、ライトアップもされていてまるでアート作品。
生き物の神秘を感じた休日になりました。
(大福)
怒涛のお盆が終わった。
11歳の男児を頭に、9歳、6歳、4歳、2歳×3人の計7名の孫達。
そこに親たちが加われば、お察しのとおり、怒涛のお盆帰省。
世の中、盆休み…と言うが、私にとっては、休む暇など無い。
お昼ご飯が終わったと思ったら、直ぐに晩御飯は何にしよう…わ、もう夕時、洗濯物、誰か入れて!やれ、誰かがジュースをこぼしちょーよ! ○○が叩いたぁ~!戦いごっこしよ!
ふぅぅ~(汗)
それでも、お風呂も一緒に入る! 座れば、必ず誰かが膝に乗る・・・もはや、私の人生最大のモテ期到来である。
ありがたや、ありがたや。
また、帰っておいでね。
孫は来てよし、えんでよし…祖母もそう思っていたのかなぁ~
※「えんで」とは、出雲弁で「帰る」と言う意味
(とんぼ)
子どもたちとたっぷり過ごした、お盆休みを終え、ひさびさに出勤した今日。
さあまた仕事がはじまるぞ、と休みを名残惜しく思う気持ちもあり、
やっと自分のペースで動ける時間が増えるぞ、ゆっくりごはんを食べられるぞと解放感に浸る気持ちもあり。
どちらかというと後者寄り、ホッとした気持ちでデスクでお茶を飲みスタートしました。
出勤日は仕事に家事にと朝から晩までバタバタですが、
仕事をするという時間は自分のバランスを取るのに、やはり必要だなと休み明けになるとよく思います。
気持ちを整えて、子どもたちと向き合うエネルギーを溜める場でもある職場、
子どもが生まれてから休み明けの出勤も足取りが軽くなりました。
(幸子)
大阪万博で石見神楽公演があると聞き、これは見に行かねばと、6月に大阪万博に行ってきた。石見神楽公演は2日間行われ私は初日の公演を見に行くことにした。初日は18:00からの1回のみであったので、日中は他のパビリオンを見たり食事をしたりして楽しみ、夕方近くなりぼちぼち行こうと約1時間前に会場に着いた。
ところが会場前はすでにすごい人の行列で、一体どこに並べばよいのかと少々パニックに。すると会場案内のスタッフが「本日はすでに満席になりましたのでこれ以上並んでも入れません!」と必死に叫んでいる。そんな馬鹿な、なんとか入れないのか、島根県民だといえば入れてくれるんじゃないか、といろいろ考えていると、さらに「早い人は朝9:30から並んでいます!」とやや切れ気味で追加のアナウンス。
ようやく事態が吞み込め「こりゃ、だめだ」とやっとあきらめがついた。公演を見られなかったのは残念だが、後日地元紙やネットニュース等で写真や動画を見ることができ、多少の穴埋めはできた。
石見神楽恐るべし、こんなに人気があるとは、正直あなどっていた。公演は翌日3公演あり全部で4公演あったが、2千名くらい入る大きなホールが4公演とも満席とのことであった。私は見られなかったが、日本全国・世界各国から万博に来た多くの人が石見神楽をご覧になったと思うと、島根の伝統芸能・石見神楽をあらためて誇らしく思った。
残念半分・喜び半分の大阪万博であった。
(ダボ)
自宅前の公園には大きな池があり、毎朝カルガモの親子を見るのが私の日課だ。
5羽の子ガモたちは、天候の急変やカラス、ヘビ、猫などの脅威に常にさらされている。それでも母ガモは、必死に守り抜いている。
ある日、その親子が日陰で羽を休めているところへ、小学生の男の子3人組が近づき、なかなか離れようとしなかった。どうやら子ガモに触りたいらしい。しかし母ガモは緊張感MAX。
(人間の)大人たちが心配そうに見守る中、彼らは30分も粘り、ようやく去ったかと思えば、他の仲間を連れて再び戻ってきた。
集まっていたみんなが「いい加減、解放してあげて…」と願ったそのとき、一組の親子連れの若いお母さんが声を上げた。
「カモの赤ちゃん見たいよね。可愛いもんね。でも、お母さんガモは今、どんな気持ちかな? どんなふうに見える? もし怖がっているようなら、そっとしておいてあげようね。ごめんね。」
その言葉に、子どもたちはスッと去っていった。責めることなく気づきを与えた人間のお母さんに、心からあっぱれ
(R)